2014年8月14日木曜日

Fantastic, Monterey Bay Area This Week




カリフォルニア州の西海岸、 Monterey のこのエリアでは、
この夏最大のクラッシック・モータースポーツの祭典 Monterey Car Week が始っており、
その規模において、とても全てのイベントを廻りきれるものではなく、
的を絞って行かない限りは、十分な時間をとって観覧できる範中ではない。
http://www.montereycarweek.com/Events.html
上記地図のエリアは、概ねクルマで30分ほどで移動できる範囲にあるものの、
とても一人で その全てを見尽くすのは無理だ。

既に 先週末から、プレ・イベントともいえる Pre-Reunion 2014 が開催され、
Laguna Seca のレース・ウェイでは、今週末の Reunion の本戦 に参加を決めている
エントラントの半数以上、300台を超えるクルマたちが そのサーキット走行を楽しんだ。
[Sports Car Digest]

Maserati Tipo 151 driven by Derek Hill

だから プレ・イベントと本戦をはさんで、彼らは 約10日間も この地に滞在することになり、
中には、一人で 本物のGT40Lola T70 の2台を持ち込んで走らせる猛者もいるから、
40フィートのトレーラーに その2台と工具を満載し、7,8人のスタッフと自身の家族も
連れて この一週間、彼らの費用は多分 軽く500万円を超えるだろう。 一千万円か。
トレーラーとその中の設備だけでも、一億円近いと聞いたことがある。 [GT40 monterey]
つまり、トレーラーにクルマ2台を含めて5億円くらいを引っさげて、モントレーにやってくる。
60歳を超えるジジイが、本気の300Km/h でサーキットを駆け抜ける。
ハンパじゃないよ、彼らの遊び方は !!

でも このイベントのいいところは、決して そのような富裕層だけではなく、
セブンやクラッシック・ジネッタみたいな 一台だけを、むき出しの小さなトレーラーで
引っ張ってくるヤツもいるし、誰もが同じようにイベントを楽しむことが出来るものだ。
アメリカは、すべての民に解放されている !

もちろん この他にも、多数のオークションや Concours d'Elegance もあるワケで、
この10日間で、この地域での経済効果は計り知れない。
オークションを含めて、一体どれくらいのカネが動いているのだろうか。

この他にも 各会場では、メジャーなメーカーや小規模の工房も交えて、
彼らがこれから売り出そうとしているクルマを、世界に向けて発表する為の会場とも
なっており、新旧とり混ぜた そのレパートリーは、観る者にとって飽きることはない。
TOYOTA New FT-1 Concept   Lightweight E-type   Caterham
McCall's Mortorworks Revival

さらに、9月の第三週の週末には Moterey Jazz Festival も開催され、
世界中から著名なジャズ・ミュージシャンが集結する。
とにかく この二ヶ月は この界隈に滞在して、思う存分に人生を謳歌することが出来るのだ。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2011/05/monterey-for-jaguar.html

でもオレには無理だ。  宝クジでも当たらない限り。(密かに、当ると想ってはいるのだが)
一千万円をポケットにねじ込み、美女を従えて( コレ、必須アイテム)、
いつの日か モントレーを訪れるのを夢見ようか !!
(モントレーの街中のモーテルに滞在して、ラグナ・セカには行ったことがあります。)

ナパのワイナリーで 極上のカリフォルニア・ワインを堪能し、
サンフランシスコから Golden Gate Bridge を渡り、Sausalito で シーフードを満喫する。


そして Fremont のTesla を訪問し、ブログを書くにあたって 日頃からお世話になっている
Google の本社を 外から眺めて、(中に入って、彼らと歓談するボキャブラリーは無いから)
その夜は Carmel のホテルに宿をとるなんて、 ......... やってみたい !!!   いいな~~ !!
Carmel Concours on the Avenue    [Maps / Carmel]

と、思いつつ、明日は仕事で横浜から千葉へ行く道すがら、渋滞にハマらなければ
ならない。 現実は厳しい。 お盆休みなんか 無いよ。
でも夢を持ち続ければ、実現することも ........ あるか !!?   汝、諦(あきら)める事なかれ !!