本日から一般公開される Moscow International Automobile Salon の
プレス・リリースの場で、昨日 Renault Sport は 新たな "R.S.01 " を発表している。
かねてから 噂のあったクルマだ。 [01 Video]
その発表の場には かっての Alan Prost も登場し、プレスの注目を集めた。
クルマのショルダー、両サイドには プロストの名も添付されている。
もう少し フロント・マスクのデザインを何とかして欲しいところだが。
ン ... ? もしや これはプロスト顔か !?
一瞬 ロードカーと思いきや、これは 来季の Renaultsport Trophy 用のクルマで、
Nismo が手掛ける Nissan GT-R のV6・3.8 litre twin-turbo / 493bhp に
Sadev の7速ミッションを組み、LMP1 のカテゴリーに準拠する Racing Sport だ。
通常の GT-R 用は 542bhp だが、このクルマの特性に合わせて ディ・チューンする。
そのドライ・サンプは、長いコーナーでオイルの偏りを起こさない様な配慮もなされる。
シャシーは Dallara のカーボン・モノコックで、150リッター のフュエル・タンクを装備、
Ohlins Adjustable と 380mm カーボン・ディスクに 6ポッド・キャリパーを併せ持つ。
タイアは 18インチ Michelin を履く。
ところで Caterham と Renault は、当初 両者のスキルを持ち寄って、
各々が 新たなロードカーを誕生させるハズであったが、その話は本年早々に頓挫
してしまった。 そして今回、ルノーは 自身のワンメーク・レース用に、この R.S.01 を
出して来た。
果たして、これをベースに ルノーは 別途ロードカーの発売までに至るのだろうか。
一方 ケーターハムは、ルノーとの合弁が中止になったことで、独自のミッドシップを
企画・発表し 販売しようとしている。
でも、せっかくルノー・ベースの流麗なプロトタイプがあるのだから、
この際、そのデザインを頂いてしまえばいいんじゃないか。 もちろん、タダでとは
いかないだろうが。 ユーザーはこのデザインを欲しているに決まっている。
なんとかならないのか !? [Caterham / Renault Road Car]
[AUTOCAR]
さて Renaultsport Trophy は、Monza、Spa Francorchamps、Nurburgring
を含むワールド・シリーズとして来季に展開される。
R.S.01 は、£282,000 - で既に販売を受け付けており、(廉くない ! ) [為替 / TTS]
多くのチームが強い関心を寄せているところだ。
日本でも、老後のサーキット遊び用として購入する輩(やから)は いないのか !?
せめて その位の勢いで人生を全うして欲しいものだが。 さあ ...... 、頼むよ !!