2014年8月28日木曜日

Renault / R.S.01


本日から一般公開される Moscow International Automobile Salon 
プレス・リリースの場で、昨日 Renault Sport は 新たな "R.S.01 " を発表している。
かねてから 噂のあったクルマだ。  [01 Video]

その発表の場には かっての Alan Prost も登場し、プレスの注目を集めた。
クルマのショルダー、両サイドには プロストの名も添付されている。
もう少し フロント・マスクのデザインを何とかして欲しいところだが。
ン ... ?  もしや これはプロスト顔か !?

一瞬 ロードカーと思いきや、これは 来季の Renaultsport Trophy 用のクルマで、
Nismo が手掛ける Nissan GT-RV6・3.8 litre twin-turbo / 493bhp
Sadev の7速ミッションを組み、LMP1 のカテゴリーに準拠する Racing Sport だ。
通常の GT-R 用は 542bhp だが、このクルマの特性に合わせて ディ・チューンする。
そのドライ・サンプは、長いコーナーでオイルの偏りを起こさない様な配慮もなされる。

シャシーは Dallara のカーボン・モノコックで、150リッター のフュエル・タンクを装備、
Ohlins Adjustable と 380mm カーボン・ディスクに 6ポッド・キャリパーを併せ持つ。
タイアは 18インチ Michelin を履く。

ところで CaterhamRenault は、当初 両者のスキルを持ち寄って、
各々が 新たなロードカーを誕生させるハズであったが、その話は本年早々に頓挫
してしまった。 そして今回、ルノーは 自身のワンメーク・レース用に、この R.S.01
出して来た。
果たして、これをベースに ルノーは 別途ロードカーの発売までに至るのだろうか。

一方 ケーターハムは、ルノーとの合弁が中止になったことで、独自のミッドシップを
企画・発表し 販売しようとしている。
でも、せっかくルノー・ベースの流麗なプロトタイプがあるのだから、
この際、そのデザインを頂いてしまえばいいんじゃないか。 もちろん、タダでとは
いかないだろうが。  ユーザーはこのデザインを欲しているに決まっている。
なんとかならないのか !?  [Caterham / Renault Road Car]

[AUTOCAR]
Renault reveals new 493bhp RS 01 racing car

さて Renaultsport Trophy は、Monza、Spa Francorchamps、Nurburgring
を含むワールド・シリーズとして来季に展開される。
R.S.01 は、£282,000 - で既に販売を受け付けており、(廉くない ! ) [為替 / TTS]
多くのチームが強い関心を寄せているところだ。

日本でも、老後のサーキット遊び用として購入する輩(やから)は いないのか !?
せめて その位の勢いで人生を全うして欲しいものだが。  さあ ...... 、頼むよ !!