2014年11月30日日曜日

Man in the Mirror


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チャンピオンは、男の渋さも兼ねそなえる !!


https://twitter.com/LewisHamilton
https://www.youtube.com/watch?v=JLoiykrG2S4#t=14

2014年11月29日土曜日

Enjoy Lotus-Renault !?

 karage.tv

来季は Mercedes Engine にスイッチすることを 既に発表している Lotus F1 Team だが、
今週初めの Abu Dhabi では、チームの二人のドライバーが Dubai Mall に出向いて、
最近 ドバイでも販売が始まった Renault Twizy を モールのフロアで縦横にドライブ、
そのひと時を楽しんでいる。  [Video]
今年の F1カレンダーは 全て終了しているし、ルノーとのジョイントは これが最後の仕事か !?

GrosjeanMaldonadoAbu Dhabi GP 前に 来季の残留を発表しており、その安堵感
もあってか、今回の撮影に臨んでいる。
F1 界に飛び込んだばかりの頃は、皆んなに怒られていたばかりの Grosjean だったが、
その後 精進して 今やロータスの看板ドライバーとなった。 大したもんです。



renault.se

ドバイ・モールは ドバイ国際空港から10分ちょっと、Downtown Dubai にある世界最大の
ショッピングセンターと言われ、敷地の総面積は111.5万㎡(約33万8千坪)、
フロアは 16万7千坪で、全1200店舗と水族館、スケートリンク、ウォーターフロントに面した
アトリウム、シネマ・コンプレックス(22スクリーン)等が有り、日本の紀伊國屋書店やセガの
テーマパークも出店している。 デパートも イギリスの Marks & Spencer、フランスの
Galeries la Fayette、アメリカの Bloomingdale が出店した他、あと2店が出店を予定する。
[the Mall & the Fountain]  [the Mall in detail]   facebook.com/The Dubai Mall

しかし、16年に完成予定の Mall of Arabia が完成すると、そちらが世界一になり、
その全ての完成後は、敷地460万㎡(140万坪 ! )となり、我々の想像を絶する広大な面積
で、オイル・マネーは停まるところを知らない !! (でも化石燃料が無くなったらどうする ? )

ロータスは Dubai Festival Centre に、"Lotus Dubai " を一年前にオープン、
中東での販売強化に一歩を踏み出している。 空港から近い。  [Maps]

ロータスは、会社の舵取りも難しい今日この頃だが、取りあえず ドバイでは楽しんじゃって
いるみたいです。 もっとも、F1チームは 既に自身の手を離れ、少しは気楽に(身軽に)
なったワケだが、さて 来年はいい年に成りますやら、........ 観(み)ものですナ !
[one more Lotus]   [EMC, Pertnership with Lotus F1]

The latest Situation of Caterham Seven



Caterham は、今後 Seven のライン・アップ の呼び名を、パワー・ウエイトレシオを基に、
判り易い(?)ネーミングをしていく。

一番スタンダードな "160" と トップ・エンドの "620R" は既に それに基づいた名前となって
いるが、その間に位置する RoadsportSupersport(Superlight) の呼び方はやめて、
馬力の違いや 見た目の形態によって、"R Pack"  "Performance Pack"  "S Pack"
3種類に分類するという 表示の仕方になる様だ。

Autocar によると、rationalise range with three new cars、もしくは three new seven variants
in 2015 とも言っているので、新しい分類方法と呼び方にするにあったって、
従来からあった Superlight なども含めて、各々のクルマの内容を 一新するというよりも、
少し(僅かな)変更を加えていくという事になるのかも知れない。
具体的には、来春から 順次変更していくらしい。
[Source, Autocar]

尚、"CSR" については、同社のフラグシップ・モデルとして そのままの内容で残していく。
2.3 litre Ford Duratec / 260bhp / 6 speed の CSR は、inboard のフロントサスペンションを
備え、車幅を "上手く" 太らせてているにも関わらず、その車重は 575Kg に抑えられており、
0-60mph は 3.1秒 の俊足である。

発売当初に 私も乗っていたことがあるが、ツーリングに行って "さりげなく" 仲間のセブンの
横に停めても、最初は誰も気付かないほど その外観はソックリで、実にうまく出来ている。
シート幅も余裕があるから、従来のセブンだと 隣の同乗者の腕や肘(ひじ)に気を遣うが、
CSR は 自身の腕周りも楽で、且つ 足元も広いから とっても快適だった。

変なモデファイはしてないから 見た目の違和感もなく、少し太めのヒトでも余裕で運転できる
のが印象的だった。 なぜか 日本では 乗ってる人はとても少ない。 多分、今のレートだと、
£45,000 - は 800万円を超えてしまうので 一瞬 躊躇するけれど、その運動性能からしたら
買ってからも後悔することはない。 納得できるものだ。 費用対効果は充分である。
とっても オススメなモデルだ !!

2014年11月26日水曜日

Abu Dhabi Test / Day 2









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Twitter McLaren

McLaren-Honda  残念ながら 今日も満足いく走行には至らなかった。
引き続き 電気系のトラブル、もしくはそれらとエンジン間のマッチングの問題だろうか !?

下記のサイトは、今から3~4時間前までの様子だが、これからも順次 情報は上がって
くるだろう。

https://twitter.com/mclarenf1      McLaren
https://twitter.com/eboullier       Boullier
https://twitter.com/ueryuuSuzukaF1  vir Suzuka Info

crash.net/f1/results/wednesday-11am.        現地午前11時
crash.net/f1/results/abu-dhabi-wednesday-1pm.  現地午後 1 時

まあ、言ってみれば ホンダ・エンジンにとっては、この2日間が マクラーレンのシャシーと
それに付随するシステムとの初顔合わせだから、予期せぬ出来事は充分想定された。
何がダメで何が良かったかは、かなりのレベルで双方とも理解できたハズである。
今年初め、スペイン・へレスでの合同テストで、メルセデスを除く各チームが 四苦八苦して
いたのと同じ様な状況だろう。 その時も確か、Red Bull は 殆んど走行出来なかった。

おそらく、シャシーにエンジンを組み付ける作業は、マクラーレンの Woking の施設で
行われただろうから、想像だが、今回はエンジン本体のトラブルではなさそうだ。
但し、エンジンの周辺機器にも色々あるだろうから、どこまでが各々の領分かは、
我々の知り得るところではない。
だから 今回の不調をもって、即、開発が遅れているとの判断は 当たらないだろう。
むしろ、彼らが言うように 大きな進展と考えてもいいかも知れない。

来年の Jerez での公式テスト、開幕戦までは、まだあと3ヶ月はある。(Jerez は 2月)
3ヶ月といえば 1年の四分の一もあるのだから、十分間に合う可能性は非常に高い。
100%の安心は誰も論ずることは出来ないが、Honda と McLaren のやることだ、
期待しながら待てばいいんじゃなかろうか。
Winter Testing 2015   Race Calendar 2015     and more with McLren

Rosberg なんか、この週末には Ibiza(Eivissa)にある女房の店で、アイスクリームを食って
のんびり過ごそうと考えているに違いない。
"来年は Alonso(McLaren)に負けないように頑張んなきゃダメよ ! " な~んて言われながら。
and Hamilton visit the BBC   twitter.com/bbcf1

そのアロンソの "古巣" の Ferrari では、Abu Dhabi でもチーム代表を務めていた
Marco Mattiacci に代わって Maurizio Arrivabene を着任させると、今週初めに発表した。
Mattiacci は、シーズン開始直後まで チーム・ボスだった Stefano Domenicali の後任として
Ferrari-North America の CEO をやめて4月に着任したばかりだ。 僅か7ヶ月の在籍だった。
blog.ilgiornale.it/2014/11/22/mattiacci-e-dentro-arrivabene-boss-philip-morris

しかも、長年 フェラーリの会長職にあった Luca di Montezemolo が ついこのあいだ退いて、
新たに 親会社のフィアットから Sergio Marchionne が 社長として乗り込んできた。
さあ、こうなると 部外者には、誰が誰だか解らなくなってしまう。
フェラーリの社員や F1の現場の人間でさえ、ヒトに会う毎に ややこしい説明と言い訳を
強いられる事になるだろう。

恐らく、ここ数年低迷していた Ferrari ・F1の状況に 業を煮やした Marchionne が、
Montezemolo を退任させ、且つ Mattiacci の人事にまで口を挿んだに違いない。
だから F1の現場が復活すれば、Marchionne は、自分から いなくなるのではないか。
でも そう易々と 勝てるもんではない。 取あえず、エンジンをメルセデスと同等のレベルまで
持っていくしかない。 その辺は 大丈夫か !?

F1 Ferrari Team Principal
 Maurizio Arrivabene

そして 今回新任のボス Arrivabene とドライバーの Raikkonen, (新任の)Vettel らは、
責任重大である。 何らかの結果を出さなければならないし、"古巣" を巣立った Alonso 
McLaren-Honda を駆って、彼らをプッシュし続けることだろう。
それに、AlonsoMcLaren の正式発表は未だに無い。 これにも 発表が遅れているワケが
有りそうだ !  何とか 来月には明らかになるだろうが。 まさか 年は越さないでしょ !!

いや~、来年の F1は 面白いことになりそうじゃないか !!

さて、現地は あと2~3時間で日が暮れるだろうから、今日のところは こんなもんだろう。
年内の表立った動きは 以上かもしれないが、当然、開発は水面下で着々と進むことだ。
楽しみに待つことにしようか !!

2014年11月25日火曜日

Post-Race Testing in Abu Dhabi / Day One

www.formulapassion.it/f1-test-abu-dhabi-day-1
Stoffel Vandoorne (BEL) McLaren MP4-29H Test and Reserve Driver. 25.11.2014.
                                                             
今日は、F1 Abu Dhabi レース後の公式テスト1日目が 早朝より始まっている。
マクラーレンの現場には、ホンダの新井康久の姿も見える。

McLaren-Honda は、MP4-29H / 1×1 の電気系に問題が有ることが懸念された為、
午前中は そのチェックに追われ、コースに出ることは無かった。
マクラーレンのレーシング・ディレクター・ Eric Boullier は、
"まずは電気系をトリプル・チェックすることだ。 最悪 ハーネスから出火したり、
ECU のダメージ等も考慮に入れなければならない。
午前中はとにかく、そのことに集中するだろう。" と。

"それら潜在的な問題の解決を試みるのが優先であり、慎重に対処しなければならない。
 あわててコースに出ることはない。" とし、問題の電気系ユニットは、マクラーレン側が
 制作したものであることを明かした。

"まず3周してみて、その後 だいたい10回位、トライアルを繰り返して 様子を見る。"
"今日の午前中は、3つほど試してみたい事があった。 走りながらのシステム・チェックだ。
 シャシーでもタイアでもない。 システム・チェックだ。"
 それらの信頼性とリカバリーの状況、あらゆる作動条件 等、とにかく出来ること全てだ。
 今日は ラップタイムを積めていくことが主眼ではない。"

"最初の3周で調子が悪くても、様子を見ながら10回くらいの試行錯誤はやってみるさ ! "
"限界まではやらないけれど、少しづつエンジンの調子を上げながら プッシュしてみる。
 とにかく、電気系のパッケージの作動状況とリカバリーの様子を見ながらネ。"
[Source ; Crash.net / f1]






要は、MP4-29H は まだ暫定的なクルマであって、全く新しい Honda・Engine
従来のマクラーレンのシャシーに積み込んで見ただけの状況で、
クルマとして 全体が完璧に作動するものではない状態である。
尚 ホンダの新井は、今日のエンジンは まだ開発の途中にあるもので、
実際にレースに使うものではないとしている。
www.motorsport-magazin.com/formel1

また、マクラーレンの Boullier は、"今週のテストは、サ-キットの現場を中心とした
オペレーションを司どる ホンダの Sakura(さくら市 / 栃木県)、及び ホンダの前進基地である
英国 Milton Keynes、マクラーレンの本拠地 Woking をつなぐ中枢機能の全般をチェックする
ことだ。 F1は近年、非常に煩雑な手順を踏んだ上で 初めてまともに作動するものなのだ。"

特に今年から始まった ハイブリッド・V6ターボは、これまでになく難解な規則に縛られた
エンジン制御が必要で、メルセデス・エンジンを除いては、ルノーも フェラーリも 初盤から
大苦戦を強いられてきたものであって、今季のレースは ほぼ メルセデスの一人勝ちという
状況だった。

今日もホンダ勢は、午後のセッションでも調子は出ずじまいで わずかな周回しかできず、
ラップタイムの計測には至らなかったが、 新井は "今年初めの スペイン・ヘレスのテストでも、
メルセデス以外のチームは 今日の我々の状態と さして変わらなかった。
むしろ今日の状況は、ウチのエンジンとマクラーレンの制御システムのマッチングの問題が
判明しただけでも良かったと思う。 まだ 来年のヘレスまでには、開発のための時間が
残されている。" とし、明日のテストにも期待を繋げている。

来季からは、マクラーレンにホンダ・エンジンが投入されるにつけ、
かっての McLaren-Honda の栄光が再現されるのか、という衆目の期待は絶大である。
ホンダ・エンジンの信頼性については、60~70年代にかけて 名器といわれてきた
Ford Cosworth DFV の再来とも言われ、マクラーレンと共に 数々の伝説的な勝利を
モノにしている。

それだけに "勝って当たり前 ! " と、人々は信じて疑わないところがあり、
ホンダも 当然、それに応えるべく この2年近くをかけて 画策してきたハズである。
来季は まだ、マクラーレンとのコラボレーションに集中するが、遠からず、
他のチームにも供給していくことも ほのめかしている。

マクラーレンのテスト兼開発ドライバーである Stoffel Vandoorne は、
"Engine は まだフル・パワーではないが、その音は 実にファンタスティックだった。
 エンジン音がいいってことは、パワーがあるって事だと皆んなが言っている。
 だから 期待してるよ ! "
 [The Sound of New Honda V6 at Silver Stone Test 14, Nov.]

さあ、我々も期待せずにはいられない !!   明日も一日、テスト・デーは続く。
メカニック達は、今晩 眠れぬ夜を過ごす事になるのだろうか !?

www.motorsport-total.com   twitter.com/McLarenF1  twitter.com/GregF1i

mclaren.com/test-report    Extra : [past Honda V12 Sound]

[New Honda F1 Engine and the Details]

2014年11月24日月曜日

Season of Morgan

www.knac.nl/plus8

11月はモーガンの季節だ。  首筋や手足に寒さを感じるようになったら、こんなクルマで
出かけるのがいい。 もちろん フードは掛けずに、外気が直接 肌に当たるようにすべきだ。
凛とした寒さが心地よいにきまっている。

軽井沢や佐久なんかを目指すのもいいが、それではいかにも 有り来たりだから、
近場(ちかば)の狭山湖周辺か奥多摩あたりで、うまい蕎麦屋でもあればベストだろう。
温ったかい うどんでもいい。 暖かさが身にしみる。
あんまり寒すぎて風邪でもひいたら年末の仕事にも差し支えるから、程々のところにして。
だから神田あたりで鰻でも食って、青山でお茶を飲んで帰る なんてのもいいんじゃないか。

何も 遠くまでいけばいいってもんじゃない、ちょっと洒落た都会の街並みにもよく似合う。
でも Plus8 だったら、横浜から京都ぐらいは 然程(さほど)苦にならずに走りきる事が
できるだろう。 京都の街中では 如何にもだが、何、人の目なんか気にしなくたっていい。


まあ 将来的には、バーミンガムあたりで仕事を済ませ、そこからチョット足を伸ばして
スコットランドのウィスキー蔵を巡ってから、海辺のパブに行くなんてのも 夢だ。
その辺で捕れた白身の魚なんかを食いながら、土地のオヤジとクルマ談義を交わしてたら
仲良くなってしまった なんてのもアリだ。 じゃぁ 来年もまた来るから、なんて言っておきながら
もし行けなくなってしまったら 一筆 手紙でも書いて、次の約束をすればいい。

以上、こんな使い途(みち)が有るのも、モーガンのいいところだろう。
できれば 一台、傍らに置いておきたいクルマである。  いい人生になるに決まっている !

2014年11月23日日曜日

Abu Dhabi, Final !

BBC Sport
ルイス·ハミルトン


いよいよ 今年の最終戦となった Abu Dhabi Grand Prix

今日のポールは Rosberg だが、Red Bull の二人は、クルマのフロント・ウイングが
高速になるとたわむように設計されていると判定され、それによって空力的に優位性が
増すことになるから、これはレギュレーション条項の第3条15項に違反すると認定された。
結果、予選失格とされ、ペナルティーとして Vettel と Ricciardo は最後尾スタートを
余儀なくされた。  http://www.bbc.com/sport/0/formula1/30167902

また、ロータスの Grosjean も、今季 規定台数を超えるエンジン交換を行ったことを含め、
20グリット降格となるが、予選16番手であった為、且つ今回が最終戦なので、
降格ペナルティーを消化できないので、レッドブルの二人の前、18番手でスタートし、
さらに ドライブスルー・ペナルティーを科せられることになってしまった。

そして最終的に Red Bull は、昨日の予選以降、レギュレーションに適合させるべく、
本線前に 当該のフロント・ウイングに再度交換したため、さらなる規約違反となり、
結局、ピットレーン・スタートとなった。
これで、Grosjean が最後尾スタート、ケーターハムの二人は その前、16,17番手の
スタートとなる。


現地時間 17:01、フーメーション スタート、
17:03、決勝レースがスタートした。  ........  Go、Go、Go !!

Lap  1) 真っ先に 1コーナーに飛び込んできたのは、Hamilton だ !!  そのあと Rosberg.
     Button もいい感じで、4番手に上がる。

Lap  2) Hamilton キープ。 2位 Rosberg とは 1.4秒差。

Lap  5) Alonso が Raikkonen を抜いて5位に浮上。
Lap  6) Alonso、Button はこれから ピットに向かい、タイア交換 !?

Lap 10) Hamilton は、素早いピットストップをこなして、3位でコース復帰。
Lap 11) Hulkenberg は、1周目で Magnussen と絡んだため、5秒ペナルティー。
     Rosberg もピット、そして Hamilton のあと、3位で復帰。
     現状は Massaが 15秒近い差で 1位でリード。

Lap 14) Massa がピット。 Hmilton がリード。 そのあとに Rosberg。

Lap 16) Hamilton が2.3秒 Rosberg をリード。

コース上は 日が暮れかけて、明かりが灯り始める。

Lap 19) 後方では Vettel、Button、Alonso が接戦。 Raikkonen も続く。
Lap 20) Hamilton は快調に飛ばしている。 このまま行けば チャンピオンも目に見えてくる。
      しかも、彼は 2位フィニッシュ以上であれば、OK だ !

Lap 24) Rosberg がおかしい !!  エンジンがパワーダウンしてるかも。
Lap 25) Rosberg は Hamilton との差が 7.1秒に。 ERS のトラブルか。
Lap 26) Rosberg、Massa に抜かれる。
Lap 27) Rosberg は チームに、"ERS が作動していない。 どうしたらいい !? "
Lap 28) ロータスの Maldonado の後部から 炎が上がり始めた !
      間もなく コース上で クルマを降りた。
      http://www.youtube.com/watch?v=r7MBO8HoYsY
Lap 29) 一方、Alonso と Button は10位争いを演じている。
      結構なバトルをやっている。
Lap 30) あ~ !  今度は Hamilton に異変か。  Lap 31 でピット。
      しかし、少し様子を見て、すぐにコース復帰した。

Lap 32) 取りあえず Hamilton は、Rosberg を抜き返したが、
      彼の不調は 今ひとつ原因不明だ。
Lap 33) このままでは Massa が優勝に向かってしまうのか !?
      彼は Hamilton を15秒も引き離した。  Bottas も Rosberg をかわして、3位浮上。
Lap 34) Hamilton は、なんとか走行を続けながらも、"どうしたらいいか 教えてくれ !! "。

さあ、今日のメルセデスは一体、どうなる !?
Rosberg はチームラジオで、"オレは 5~6位で行けるのか !? "
もしも Hamilton がリタイアして、彼が5位以内に入れば、チャンピオンになれるが。

Lap 35) Rosberg ピット。
Lap 36) メルセデスのホーム・トレーラー内では、Niki Lauda らが心配そうに
      モニターを見つめている。 Hamilton の父親 Anthony の姿も見える。
      Rosberg はERS を失った。 ターボ・ラグとパワーのコントロールが難しい。
      走行を続けるのは、かなりの困難が予想される。

Lap 39) Rosberg は、8位まで順位を下げてしまった。
Lap 40) Rosberg、"Hey、どうなってんだ !! スイッチもスロットルもおかしいぞ !
      ブレーキだって 変だ ! "

Lap 42) 一方、Hamilton は 徐々にだが、ペースを取り戻しつつある。

Lap 49) Rosberg は、なんとか7位キープ。 Hamilton がリード。
      しかし Massa が迫っている。

Lap 51) Hamilton に Massa が迫ってきた。 Rosberg は13位まで後退。
     Massa がさらに迫る !
Lap 53) Rosberg のエンジニア、"頑張れ、頑張れ、...... 続けろ !"
      Rosberg、 "あ~、なんとかするさ ! "
      しかし 直後に エンジニアは、"Box、Box、..... クルマがかなり おかしいぞ !! "
     
     でも、Rosberg は踏ん張っている。 プロ根性がそうさせるのか。
     既に、チャンピオンの夢は絶たれているが。

そして、最終ラップ。 Hamilton は 2位の Massa に4.6秒差でゴールに向かう。

Chequered Flag !  Hamilton 優勝 !!  ワールド・チャンピオン 決定 !!!

www.dailymail.co.uk/Abu-Dhabi.html
このヒトのおかげかも !!  Hamilton's Girlfriend Nicole Scherzinger
Lewis Hamilton
1) Hamilton   2) Massa   3) Bottas   4) Ricciardo   5) Button   6) Hulkenberg
7) Perez   8) Vettel   9) Alonso   10) Raikkonen     Rosberg は13位で終わった。

[Full Race Results]   [Press Conference post the Race]   [and this is Yesterday ! ]

アブダビには、自国のヒーローを応援するためか、Prince Harry(ヘンリー王子)も来場、
優勝したハミルトンをチームラジオで祝福した。
"Thank you very much Lewis for not letting the British public down.  you are a Legend"
[Prince Harry at Grand Prix Yesterday !]

日本の秋篠宮さま、 来年は鈴鹿に行ってホンダを応援してやって下さいまし。
兄貴やお父様は、大相撲なんかにいっている様ですし。 あなたは是非、鈴鹿にお越しを !
そういえば、妹の旦那様・黒田慶樹さまは、British Racing GreenElise Mk-1に乗って
おられましたが、まだ お持ちでしょうか !?
僕らは 彼のことを "クロちゃん" と呼んでましたが。 結婚前に よくお会いしておりました。

Lewis Hamilton

いや~、今日はレースを追っかけるのが大変だった。

さあ、明後日から 同じアブダビで、来季に向けてのテスト・デーが予定されている。
いよいよ マクラーレン・ホンダの進撃が始まるのか !?
ホンダは 初年度から勝つつもりだ。

2014年11月22日土曜日

Abu Dhabi GP Qualifying Today

       BBC Sport
abu dhabi gp

Abu Dhabi の予選は 10分前に(現地時間 18:00)終了、明日のPP は、Rosberg 。
Q3 における Rosberg と Hamilton の差は、わずか0.386秒だった。
(Q1 では、Hamilton が 0.101秒だけ 上回っている。)  微妙だ !!
今年のドライバーズ・チャンピオンは、明日の本線で決定する。
[Tomorrow is the Biggest Day for Hamilton]

Final Qualifying Today
1) Rosberg   2) Hamilton   3) Bottas   4) Massa   5) Ricciardo   6) Vettel
7) Kvyat   8) Button   9) Raikkonen   10) Alonso   11) Magnussen   12) Vergne  etc.

[1st~3rd Practice]   [Full Qualifying Results]


尚、明日の決勝は 現地時間17:00(22:00 JST)にスタート、日本では、23:30から
BSフジで放映される。 CS / フジテレビNext は、本番30分前の21:30から生中継する。
当ブログでは、現地のスタート直後、明日 22:00 から 実況をレポートします。
随時 クリックして ご覧ください。


さて、このブログも、最近はモータースポーツ・チャンネルみたいな様相を呈してきたが、
なに、按ずる事はない !
主に F1を中心に論じているだけで、数あるモータースポーツのあらゆるカテゴリーに
及んでいるワケではないし、大した記事の量ではない。 私自身がチョットだけ F1が
好きなだけである。

もとより このブログに掲載し、紹介しているクルマ達は、その殆んどが ロードカーである
にも関わらず、サーキット走行も念頭に入れてプロダクションされているものであり、
これらのクルマを手に入れたユーザーは、ほとんどそのまま 特別な出費をすることなく
トラック走行を楽しむことが出来る。 しかも、イギリスは その最たるもので 宝庫でもある。
毎年のように、何かしらの新しい(変わった)クルマが登場してくる。 興味は尽きない。

つまり、我々が追い求めるクルマは、日常や週末の草レースを始めとして、
自身もモータースポーツを楽しみ、且つ 同じクルマで 日常の足としても使用でき、
普段は自宅の車庫に留めおいて、日がなの休日に ニヤニヤしながら いじくり廻すのを
モットーとするものだ。

もちろん ほとんどの御仁は、プロのドライバーではないにせよ、多少はそれに関心を寄せ、
プロの走りを研究したり、たまには 箱根のワインディングで、それをマネしてみたくなる
ものである。 だから F1や WEC を走るドライバー達の動向も 多少は気になってくるし、
ある種 憧れの存在でもあるのだ。
よって、このブログでも、それらに関心を持たずにはいられないし、多少の情報の提供は
やむを得ない事である。 F1は その頂点かも知れない。

だから今後とも、F1や、多少のレース記事は 掲載することにする。
勿論、このブログの趣旨である 英国のスポーツカー、キットカーを中心に、
それを取り巻く環境や裏話も含めて、我々が目指すクルマだけでなく、幅広く英国の
日常や よもやま話、たまには 他のヨーロッパの車や国産車の話、私の好きなホンダの話、
さらに ジャズやロックの話題、いずれはスコッチ・ウイスキーの事なんかも書きたいと
考えている。

確かに "クルマ 命 ! " ではあるが、その周辺も含めて、広く、いい人生を過ごすことは
各々にとって 大切な命題でもあろう。
その為にも、このブログ記事から 例えわずかでも、私自身が経験したことや知り得た事
を紹介し、それが たった少しでも、読者の方々が人生を楽しむ一助になるのであれば、
それはもう、私にとって 光栄の至りである。 (でも、たまにはクルマも 買ってくださいネ)

本来、ブログを書き始めた頃は、クルマを売ることを主旨とするつもりで始めたことだが、
よくよく考えてみると、クルマも大事だが 本当は人生そのもの、人生が全ての目標であり、
それを有意義に、気持ちよく(心地よく)過ごすためには、クルマだけではないだろうと考え、
そもそもクルマが、各人にとって どういう立ち位置にあるのかを鑑みれば、
自ずと それを取り巻く事象も 大切なことだと理解できるものだと想っている。

要は、自分もそうだが、いい人生で終わりたいと願うのは、誰しも考えることではなかろうか。
最近では、人が死ぬ瞬間に その人の価値が、人生の評価が決まるんだろうと想い始めた。
だから 最近亡くなった 高倉健 の生き様が話題になったりするのである。
スティーブ・マックィーン だって そうだ !

話が大袈裟になった !  要は、いい時間が過ごせればいいネ、という事なんだ。
そのためには、車だけじゃなく、その周辺の出来事も知り得れば、もっと楽しく 内容の充実
した時間を共有できるだろう、と言いたかっただけである。

以上、長らくのご静聴、誠に有難う御座いました。
では、日曜日 22:00から、あらためて F1の実況をレポートすることにします。  お楽しみ !!

Formula E / 2nd Race in Malaysia

           autosport.com
Sam Bird Formula E Malaysia

本日 マレーシアの Putrajaya で行われた Formula E の第2戦で、
Virgin RacingSam Bird が優勝した。

2位は Lucas di Grassi(Audi Sport ABT)、3位 Sebastien Buemi(e.damd-Renault)
Amlin AguriAntonio Felix da Costa は8位 だった。

クルマは 完全な EV のフォーミュラ なので、環境に優しいことをアピールする為か、
全レースが市街地で行われる。  [Formula E Calendar]
初戦は北京なので、例の PM2.5 への関心度としては 打ってつけのレースだったろう。
しかし、メルセデス F1を統括する Niki Lauda は、
"あれは モータースポーツではない。 最悪だ。" と酷評している。
motorsportstalk.nbcsports.com


Formula E は、全9戦の全てが市街地レースとして行われ、最終戦は 来年6月末に
London 市内で開催される。  残念ながら 東京は無い。

日本は、世界中の国が公道レースを開催する中で 唯一といっていい程、その経験が無い。
だから Formula E あたりから始めれば、なんとかなるのではないかと思うが、
まぁ、ムリだろうな !

一番の難点は、警察と消防の許認可が立ちはだかる事だと思うわれる。
日本の行政は、自分達の責任の所在を問われるのを嫌うだろうから、
安全が担保できないことを理由に 開催を拒むに違いない。
しかも なにかことがあれば、一般市民でさえ、行政や主催者に対して非難の声を
高々と上げることだろう。 主催、協賛する側だけでなく、観る側の "民度" の低さも
実は問題なのだ。

しかし、世界で行われている全てのレースは、安全を担保し、保証している例は皆無だ。
まして 例えオリンピック・ゲームでさえも 精査すれば、100%の安全は保証の限りでは
なかろう。 他のスポーツも同様に考えられるだろう。

スポーツも カー・レースも とどまるところ、"戦い " なのだ。 でも、争い(紛争)ではない !
フェアな戦いなのである。 其の辺が モーター・スポーツ といわれる由縁だろう。
何も、身体的に負担が強いという意味で スポーツと言っているのではない。

そして、人々は その戦いの中に 興奮を覚え、気分を高揚して希望へと絆げ、
そこに自身の活路を見い出すのである。
それこそが "争いではない戦い" の一番の存在価値、理由であろう。
行政や警察は、これら 民衆の高揚と、民意の存在自体を 担止すべきではない。
むしろ、その一助を担うべきだ。

尚、これらをクリアした上で 一歩前に進むことができれば、そこで初めて、
日本が、世界の一流になったと言えるのではなかろうか。  まだ、二流だ !!
いつまでも ママゴトみたいな政治を続けていてはダメだ。
もっと大人の政治をして頂きたい !  無駄な時間とカネは 使って欲しくない。
だって、目標は 誰も同じことじゃないのか !?  (少なくとも 表向きは)。

以上は 私なりのオピニオン、所信である。  愚痴ではない。
ここ20年以上、まだ少ない経験ではあるが、日本以外に自分の身を置いた上で、
自身が感じ得たことである。  ....... 、いかがなものか !?

2014年11月21日金曜日

Abu Dhabi Grand Prix, this Season Finale

       BBC Sport
A fan at the Abu Dhabi Grand Prix

間もなく日没を迎える Yas Marina Circuit。  (日本との時差は5時間)
10分ほど前に(現地 17:00) フリー走行 2回目のセッションが始まった。
1回目は、Hamilton、Rosberg、Alonso の順で推移した。 メルセデスが 相変わらずだ。
[FIA Press Conference]

2回目、20分を過ぎた頃、Alonso がコース上で止まっている。
Turn 19 と 20 の間だ。 電気系のトラブルらしい。


さて、今季最終戦となる アブダビでは、様々な問題を抱えながらも、
Caterham F1 Team がコースに復帰している。 一般からの公募で 資金を募り、
さらに 可夢偉のチームメイトとして 23歳の Will Stevensが £500,000 - の持参金付きで
新たに加わり、何とか必要経費をかき集めた。
しかし、チームには 未だ 100万ポンドを超える借金が残っているハズである。

ケーターハムは このアブダビに参戦することが、来季のシートを得る為の必須条件で
あったが、引き続き 新しいオーナー探しに奔走しており、しかもその期限はあと3週間と
言われている。  2015年にも、彼らが コース上にいるかどうかは 甚だ不透明だ。
しかし先週末、230人のチームスタッフは 解雇されているし、アブダビの現場に来ている
のは、その中の居残り組の 40人ほどらしい。 しかも 可夢偉のレース・エンジニアは
既に移籍し、今回は 以前にエリクソンを担当したエンジニアが 彼に付き添う。

新たに加入した Will Stevens は、ケーターハムのレーシング・アカデミーに参加していて、
今年のシルバーストーンのテストでは、500Km 以上の走行距離を経験している。
彼は 先週ギリギリに F1のスーパーライセンスを取得したばかりだ。
しかし、可夢偉も Stevens も、来季のシートが 果たして確保できるかどうかは、
非常にむずかしい状況だろう。

そもそも、チームが レース資金をファンから集めているようでは、先が思いやられる。
且つ、仮に万が一、新たなチームオーナーが見つかったとしても、
果たして そのオーナーは、本当に F1 に参戦する " 資質 " を兼ね備えているかどうか
いかにも疑問が残る。 2016年からの参戦が決まり、その準備を着々と勧めている
Haas の様に、十分な資金と F1以外でも長年にわたるレース経験を持ち、誰もが認める
心構えを示せるなら それはそれでいい。  が、..... カネだけ有ればいいってもんじゃぁない。

F1 は 大人のスポーツである 投資目的なんかで チームを売り買いすべきではない。
そんな輩(やから)は、F1 の世界にに入って来て欲しくない。  いらない !
ケーターハムの管財人は、この辺のところを 十分に理解してないフシがある。

ロータス F1 を走らせている ルクセンブルグのファンド、Genii でさえ、チームの存続に
苦慮しながら なんとかやっているが、Top 5 のグループのような資力や資質には
遠く及ばない。 それでも オーナーのジェラルド・ロペスは、そこそこ F1 の世界を理解
しつつ、なんとか頑張っている常識人だと思われる。

年間2000億円を超えるカネが 全チームのグループ間で動き、F1が全世界に及ぼす
波及効果、経済効果は 数千億を軽く超えるだろう。
トヨタだって、10年間 F1 をやって、多分 一兆円近いカネを投入したんじゃなかろうか。
それでも 一度も勝てなかった。  F1は 半端なビジネスでは無いのだ !
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/04/

そんな中で、チーム維持のカネが工面できないようでは、これはもう 論外である。
だから、そんな連中は F1 の世界に 居るべきではない !
ケーターハムも ここで一旦、退りぞくのが良かろう。
確かに、必死にしがみつきたい気持ちは 判らないでもないが、よ~く 考えるべきだ。


さて、そんなことを言ってるうちに、現地 18:30、今日の第二セッションは終了した。
トップはやはり Hamilton だった。
Alonso が コース上で止まってしまってから 40分位たって、クルマはガレージに
戻って来た。 さっそく、メカニックが修理に懸かっている。
Alonso は Practice 2 で、結局 一周も出来ずに終わった。

McLaren は、新らたに改良したフロント・ウイングを持ち込んでいる。
今年の早い時期に、Red Bull から移ってきた 新たなチーフ・エンジニアである
Peter Prodromou は、Adrian Newey の片腕だった人物である。
(このウイングは レッドブルのものとそっくりだと、間もなく物議を醸し出すことになる。)

先週末のシルバーストーン での "顔見世" 走行は、100Km の走行距離制限だったが、
初めて衆目の前に姿を見せた McLaren ・Honda の MP4-29H / 1×1 は、
今回の決勝終了後の来週明けも、同じアブダビのテスト・デーに於いて、来季に向けて
データの収集に取り組むことだろう。

でも Alonso のマクラーレン加入は ほぼ決まりとしても、Button が残留するかどうか、
もしくは 他のドライバーが参入するかどうかは、来月の比較的遅い時期にしか判明しな
さそうだ。 ま、私としては Button に最後の花を咲かせてあげたいと思ってますがネ。
(その結果を ジッと待っている バトンは、寡黙だね~。 高倉健 みたいだ ! )
twitter.com/JensonButton/

Caterham の "新人" Stevens は、可夢偉より まだ2秒以上遅いが、
本戦では どこまで追いつくだろうか。
そして、明日の最終予選で PP を得るのは Hamilton か、Rosberg か !?   お楽しみに !

[Rivals from the Start ! ]   [Ricciardo's new looks etc ..... ]


Lewis Hamilton is fastest in practice for the Abu Dhabi Grand Prix

[Source, BBC Sport / F1 ]

2014年11月20日木曜日

And lo ! Crazy 4C Definitiva !!




先週、伊 ローマの Lazzarini Design Studio S.r.l.  は、........... を発表しました !!
つまり、738Hp・4.3-litre・V8 を積んで、0-60mph を2.5秒、Quarter Mile は 9.5秒 です。
まあ、好きなようにやってくれ、と言うしかないんだが、....... まぁ いいや !
なに考えてんだか !?

でも これはまだ、夢のクルマです。  強く お願いすれば、造ってくれるかも知れません。
多分、早くても 半年~ 一年位は待つようでしょう。  もっとか !?
全部で、少なくとも 4000万円位は用意しといて欲しいそうです。
やってみて、多少の追加はあるかもしれませんが。


取りあえず、彼らはこのクルマを "4C Definitiva" なんて呼んでるみたいですが、
取りあえず、みんなの顔色を伺いながら、今後の予定を考えることだと思います。
Ferrari F430 あたりから エンジンを借りてきて、チュ-ニングは Hennessey Performance
にお願いする様です。 ま、彼らならすぐに そのくらいのパワーは 簡単に出せるでしょう。
大した問題ではありません。 車重も 950Kg 程度に抑えてくれます。

さあ、これで Atom V8Radical に勝てるんじゃぁ ないでしょうか !?
どうしても欲しいと思う ヒトは、ご連絡下さい。 造ってくれるように頼んでみますから。

まぁ、あまり期待しないで !!    じゃあ、寝ます。(寝るしか ないでしょ ! )
                                          

2014年11月19日水曜日

McQueen's 917 Porsche on NEC

telegraph.co.uk
Porsche 917 at Goodwood Festival of Speed

BirminghamNEC(National Exhibition Centre) で開催された Classic Motor Show。
先週末(14~16日)、会場には多数の 歴代の名車や カスタマーのクルマが並んだが、
71年公開の映画 "Le Mans" で使われ、Steve McQueen が映画の中で実際に
ドライブした Porsch 917(chassis # 013/034)も展示され、多くのファンが見入っていた。
また、これらに因んだオークションも開催された。  [Auction Date ; 16'th Nov. ]

[Le Mans / Movie  1:48:38]   [McQueen's 1956 Jaguar XKSS /  Jay Leno's Garage]

Classic & Sports Car magazine の手によって、ベルギーの Stavelot に在る
Spa Racetrack Museum から、会場の "Big Screen " コーナーに搬入された ガルフ・カラー
の 917 は 大型のスクリーンを背景に、観衆の注目を集めた。

この 917 は普段、ベルギーのミュージアムにある様だが、73年以降、実質的な所有者は
英 Hertford 州 Kings Langley にある Classic Autos の持ち物らしく、
今回は同社が、気前よく 展示に応じてくれたらしい。

Classic & Sports Car
                                                        
会場では、LAT Photographic と Classic & Sports Car 誌 がタイアップし、
来場者は、LAT がストックしている膨大な量のアーカイヴの中から、好みの写真やイラスト、
クルマの透視図 等を購入、注文することが出来たようだ。
[Source, telegraph.co.uk]
                                                        
                                                     
                                                     
"Le Mans " は、大の車好き、レース好きだったマックィーンが並々ならぬ気合を入れ、
自身の Solar Productions を総動員して制作した。

70年の ル・マンでは、3台のカメラを積んだ ゼッケン28 の Porshe 908 が
実際にレースを続行しながら撮影し続け、24時間を完走している。
その他の走行シーンの撮影には、ルーフをカットした Ford GT40 が、カメラ・カーの役割
を果たした。

劇中の Ferrari 512S は、外見のみを似せて用意した別のクルマを使用して、
派手なクラッシュシーンを撮影し、また、マックィーンが 917 でクラッシュする部分は、
無人のクルマを リモート・コントロールして撮影を行っている。

マックィーンは、自身のレーサーとしての役作りを、ポルシェのジョー・シフェールから
指導を受けていた。 彼は タグ・ホイヤーのブランド・アドバイザーでもあったので、
彼の勧めで、例の角形クロノグラフを 撮影に用い、マックィーンの愛用モデルとして
周知されていく事になる。 [His Tag Heuer Monaco to Auction 2012]

rushlane.com
                                                  
映画の撮影中にも、実際にコースを走行して自信を持ったマックィーンは、
その後 マジに、ル・マンへの参戦を目論んだが、プロダクション側の強い反対で
実現はしていない。

ル・マンでの実際の映像と、別途 映画用に撮影した映像を巧みに組み合わせ、
臨場感あふれる表現を醸し出して、映画は日本で大ヒットし、日本からのル・マン参戦の
きっかけにもなったとされ、事実 73年には、初めて日本のチームが出場している。

motorsportsmarketingresources.com
                                                        
当初起用した John Sturges 監督は、人間味の強いドラマに仕上げたいという彼の意向と、
レースを中心に描きたいマックィーンの考えが拮抗し、Sturges は途中で降板する事に
なってしまう。

結果、映画としては 一般へのアピール度が不足して、アメリカ興行は大負けに終わり、
マックィーンのプロダクションは 800万ドルの制作費が重荷となって、
やむなく会社は解散するハメになってしまったという経緯がある。
[News Source / Wikipedia] &  [mcqueenonline.com]

Porsche 917 は当時、Daytona 24HMonza 1000Km 等に出場、Drek BellPedro Rodriguez
Joe SiffertJackie Oliver らがドライブして、幾多の勝利を飾っている。
[John Wyer's Gulf Porsche 917 Team 33:20]
           

thewilliambrownproject.com

さて、今回 現車を貸し出してくれた Classic Autos ってどんな店なんだろうと思って
Google で覗いてみたが、店の Web はなさそうだし、住所は 10 High St. Kings Langley
と確認出来たものの、今ひとつ 店舗の所在がよく判らない。
どう見ても 表て通りには見当たらない。

おそらく、店の前を通って入る High Street が Vicarage Lane と交差する30m位左手前の、
眼鏡屋と床屋の間にある 3m足らずの路地を入ってすぐ、表通りから見ると床屋の裏手に
わずかに見え隠れするガレージの様な所が Classic Autos らしい
リフトに上がっている オレンジ色の Miura とおぼしきクルマの後ろ姿が確認できる。

いゃ~、グーグルって便利なものなんですネ~。 大したもんです。
見たことも行ったこともない場所にある 隠れたショップの様子まで解ってしまう。
どんな内容の どんな店かは判らないまでも、取りあえず その場所までは たどり着くことが
出来そうじゃないか !

要は、ロンドンを取り巻く環状線 ・M25 の ジャンクション20 から、M41 には入らずに、
Watford Rd.(A4251) を北上して 約1Km、A4251 High St. と名前を変えてから
さらに400m ほど行った左側に、その眼鏡屋と床屋が見えてくるハズである。
ヒースローは ジャンクション15 のすぐ内側だから、クルマで30分も かからない所だろう。

それにしても Classic Autos って、一体、どんなショップなんだろうか !?
少なくとも 40年前には、マックィーンの乗った917 を手に入れる位の資力があった
だろうから、多分、所在の様子からみると、Kings Langley の小さな街の土地持ち、
地主かなんかだろう、と想像するが。  よし、今度 行ってみよう。

ア !  この 917 は普段ベルギーか~。  でも ユーロスターで、ロンドンから3時間ちょっとだし、
Spa にも行ってみたい。  これで また、楽しみが ひとつ増えてしまった !

2014年11月17日月曜日

KTM & Reiter Engineering



少しだけ離れた国境を跨(また)ぐと オーストリアのザツツブルグに近い、
ドイツ国内の街 Kirchanschoring に位置する Reiter Engineering 

同社は、2008年から続く KTM とのパートナーシップのもと、
European GT4 Championship のタイトル争いを目論み、新たにKTM  X-Bow / GT4
ベースとした Race Car Project を開始、その為のクルマを開発する事にした。
それらを含め 今後、ヨーロッパ以外で、アメリカやアジアも視野に入れて活動を広げて
いきたいという意向も洩らしている。 また その為に、販売やパーツのサプライも考え、
包括的な体制を整える事にしていきたいらしい。

まだ、いつ頃から参戦できる体制を考えているのかの 明記はないが、
おそらく 来期以降の稼働を予定していることだと思う。


さて、それはともかく、日本では トヨタや日産、ホンダを頂点としたレース参戦の枠組み
は存在するが、今回の様に、Reiter EngineeringKTM レベルの、もしくは英国内だと
Radical をはじめ、Ariel AtomCaterham 等の、工房ともいえるレベルの会社が、
レース・シリーズを主導していく様な状況は、残念ながら、我が国では まだ存在しない。
そもそも、そういう会社が育たない国内事情があるのも確かだ。(誰が悪いのかな~ ? )

もちろん、オーガナイザーとしての SCCJ や クラシックカー協会が主催する幅広い車種を
集めたイベントはあるものの、車種ごとのワンメークでレース・シリーズを行っているのは、
従来からある Mini Lotus のグループはあるが、その規模は まだまだ海外で行われて
いるものに 遥か及ばない。 それ以外にも、童夢やHKS の様に 世界でも通用するレベル
の技術を持ちつつ、クルマやパーツをサプライ出来る企業も存在するが、いかんせん、
全体の層の厚さは 海外とは ほど遠いのが現状である。
もちろん、ユーザー側も 同様だ。

結果、英国だと毎月 ・毎週のように行われる オートジャンブルや、頻繁に行われる
クラシック・イベント、キットカー・ショー、その頂点として ドニントンのロータス・ミーティング、
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードや オートスポーツ・インターナショナル等、
枚挙に いとまがなく、その規模も 日本のそれとでは、大人と子供ほどの差がある

 子供といえば、ひとつ思い出すことがあった。
 ロンドンのアレキサンドラ・パレスの クラッシックカー・イベントでのことだったが、
 10歳位の子供が、展示されていたクルマのコクピットを覗こうとした際、
  自分の着衣のボタンで その車に傷を付けないようにという 気遣いからだろう 、
  自分の手で しっかりと衣服を押えながら 覗き込んでいたのだ。
 私は 一瞬、ちょっとびっくりした。
 他人の大切なものに接するときの態度を、子供ながらに理解しているのである。
 日本の親達よ、自身の子育ては 大丈夫か !?

さて かたやアメリカでも、無数に開催されるレーシング・イベント、日本には存在しない車種
で行われるレース、ソルト・フラットやパイクス・ピーク、クォーターマイルに命を懸けるような
男達、 もちろん 我々も憧れる ラグナ・セカを頂点として、ほぼ それに近い規模の
クラッシックカー・イベントが 毎年のように 10も20も 開催されている。
アメリカのジジイ達は、本気の300Km/ h で サーキットを駆けめぐる。
また最近では、一台が10億円を軽く超えるようなクルマが登場するオークション等々、
数え上げたらキリがない。

しかし、これらの状況を日本に求めてもしょうがない。  ムリだ
それは、長年に渡ってそれらのイベントを主催するオーガナイザーや、それに従事する
スタッフ、またそれを視て楽しむ観客も、長い歴史と伝統によって支えられてきた哲学、
フィロソフィー とも言えるセンスや考え方が、彼らの血の中に 脈々と流れているからに
違いない。

ま、一言で簡単に言えば、歴史が違う(違いすぎる)のだが、
考えるに これは、ヨーロッパからも アメリカからも 物理的、地理的に一番遠い所に位置
する日本では、世界と同列に語るのは難しい、と私は想っている。
日本だけのせいではない。

それは 例えインターネットが どれほど発達しようがしまいが、
現場を直接見るに勝るものはなく、モニター画面からは本物の音も匂いも伝わらない。
もちろん雰囲気さえも 理解できるものではない。 ムリだ !! 
これは 年間何百万人が海外旅行に行こうが、解かりっこない。

なぜなら、それを解ろうとする一人ひとりが、自分が興味を持つ現場に直接出向いて、
そこで 分け入るように、つぶさに観察してこない限りは 絶対にムリである。
もちろん 視るだけでなく、語り合うことも必須だ。

要は、行ってみないと 何があるか、何が起こるのか解らないのである。
そもそも、日本のマガジンに、それらのイベントは ほんの1~2ページづつしか紹介されて
おらず、隅々のイベントに及んでは、まず雑誌には掲載されない。
唯一 最近では、海外のファクトリーやショップの訪問記などが 少しだけ増えているように
思うが、それも全体から見れば わずかな数だ。 もちろん 当ブログでも紹介出来るのは、
極く一部に限られ、本当に 一番大事なのは、むしろ 全体像を把握する事が大切なことで、
それらを背景にして個々の事象を判断し、理解すべきことである。

もちろん、クルマ好きの一人ひとり 全てが、現場に出向くのは有り得ないことだから、
それを 少しでも補うのが、我々ショップの人間やブロガーの役目でもあろう。
本当は 書きたい記事は 毎日2倍も3倍もあるのだけれど、私自身がブログに専念する事
が出来るブロガーでもないし そんな状況にはないので、残念ながら日々割愛させて頂いて
いる。

以上が(本当は もっと ! )、ここ20年ばかり、この世界に少しだけ 足を踏み入れた私自身が
感じ入ることである。  何度も言うように、それは ほんの一部に過ぎない。
だから、これから あとどれだけ見て回れるかは、自分でも想像がつかない。
できれば、あと20年は 駆けずり回って見たいという気持ちはあるが、どうだろうか !?

イタリアなんか 行ってみたいが、ムリだ。 やめておく。 そんな時間はない。
だから、行かない !! (ホントは 行きたい ! )
写真や雑誌で観る限りでも 大したもんだと思っているのに、あの圧倒的な歴史の佇まいを
目のあたりにしたら、多分 イタリアに居着いてしまうだろう。 帰ってこない。
アレがあるから イタリアン・デザインが成り立っているのだ。 やっぱ 行かないほうがいい。
歴史の佇まい を大切にしようとしない日本は、よ~く考えるべきだ。 それは日常の中にも
 あるのだよ。 そういう意味で 広くヨーロッパから学ぶべき事は、まだまだ沢山ある。)

それと、イタリア語が理解できない。 いまさら、NOVA なんかに行けないし。
だいいち、英語を習う学校になんか 行ったことがない。(でも、少しばかり喋れるけど。)
ちなみに 当ブログのニュース・ソースは、全てイギリス、もしくは英語圏です。

さて、眠くなった。 きょうは これ位にしておく。 ............., 。 唖々、むずかしい !

2014年11月15日土曜日

Saturday Music, Endless River / Pink Floyd




Pink Floyd は 今週、20年ぶりのスタジオ・アルバム、"Endless River "
をリリースした。  2008年に亡くなった Richard Wright へのトリビュートである。
そして ピンク・フロイドとしては、これが最後のアルバムになるという。
David Gilmour は、"この次はない ! " と言っている。  [Album Special Sight]
[Gilmour & Mason explain their Music]
[Memorial to Richard Wright]

"Endless River " は、アルバム全体が4つのテーマに分かれており、幻想的で
インストゥルメンタルな曲が中心となって構成される。
アルバム・ジャケットとなった "雲の河に漕ぎ出して行く男の姿" のコンセプトは、
18歳のエジプト人のデジタル・アーティスト、Ahmed Emad Eldin の作品をもとに、
英国のデザイン事務所 "Stylorouge" の手で仕上げられ、
London の South Bank には、8メートルを越す大型のオブジェが設置された。
世界10都市でも様々な形で プロモーションが行われている。
日本では 渋谷の街に、大型のトラックに設置した "移動看板" がお目見えした。

[Endless River / Full Album 57:27]
                                              
peru21.pe

ピンク・フロイドは、当初 65年に Roger Waters(g, voval)Richard Wright(keyboad)、
Nick Mason(ds) の他に3人を加えた "シグマ6" の名でスタート、どちらかというと
サイケデリックなロックをメインにしたが、バンド名は2転 3転し、その後 Syd Barrett
加入して "Pink Floyd Sound" に名前を変更、それから間もなく 現在の "Pink Floyd "
に落ち着いている。   [with Syd Barrett 66-67 / 29:43]

Barrett をリーダーとして始動したが、68年頃に 彼は LSD の過剰摂取でリタイア、
前後して David Gilmour(g, vocal) が加入、やがて Waters を中心にサイケデリックから
脱却し、独創的で音楽性の高い曲の構成で、ロックではあるが インストゥルメンタル調の
曲想を掲げて、現在のピンク・フロイドの礎(いしづえ)を築いていく。
                                                       
Pink Floyd Mulling More Reissues After Expanded 'Wall' Releases
billboard.com
                                                
71年には 日本に初来日、箱根の野外フェス、"アフロディーテ" のトリを務め、
夕暮れの霧が立ち込める中、幻想的なライブで観客を魅了した。

尚、85年頃には WatersGilmour が 方向性の違いから対立、
同年末に Waters が脱退し、ピンク・フロイドは ギルモアの時代に入っていく。
しかし その後、二人の仲は徐々に修復され、2005年、
アフリカ難民の撲滅キャンペーン、2005年7月2日の "Live 8 " で Waters が
復活、バンドは 同年、イギリスに於ける ロックの殿堂入りを果たした。
[Live 8 / 2005,  23:58]

これまでに ピンク・フロイド は、全世界で2億5千万枚のアルバム売上を計上し、
プログレ・ロックの先鋒と言われながらも、彼らが創りだす幻想的なサウンドは、
緊張感の中に 倦怠感や浮遊感を絡めて、独自性を持った革新的なものとなり、
押しも押されぬ 英国を代表するバンドに成長して、その勢いは衰えることがない。
[the Legends are continued / 59:14]

ところで 余談だが、ドラマーの Nick Mason は かなりのクルマ好きエンスーで、
フェラーリのコレクターでもあり、ビルヌーヴのF1も所有している。
自身もサーキットに出向き Le Mans 24H に出場、79年に18位、80年には
22位で完走、83年は 日本の童夢 ・RC82 のドライバーも務めたりしている。

Gilmour & Mason
Pink Floyd in 2014
                                                 
そして 今回の "Endless River" 「邦題永遠(TOWA)」 は、
UKAmazon 史上最高の予約枚数となり、昨年の One Direction の記録を上回った。
アルバムは 英国で 今週初め(10日・月曜日)にリリースされ、
日本では 19日(来週水曜日)に ソニー・ミュージックから発売が開始される。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/PinkFloyd/

また、本国の公式サイトには、180g の重量盤LP レコード ・2枚組の案内もあるが、
日本での LPの発売については 未確認だ。
http://www.pinkfloyd.com/theendlessriver/double_vinyl
http://www.youtube.com/watch?v=l8OpEqCP15w (Include Double Vinyl)

更に 近年、LP レコードの良さが再認識されている。
LP盤には、人間が認識するに足る 十分な情報量が収録されており、それを再生する為の
オーディオとして、高級な真空管アンプやLPプレーヤーが全盛を迎えている。
それらの機器で再生される音は、身震いするほどの臨場感を表現する事が出来るが、
スピーカーを含めたワン・セットで 50万円以上~数百万円(上はキリがない)位の
"設備投資" が必要ではある。(最低でも30万円は使って下さいネ ! )

でも、クルマと比べたら車検も無いし、自動車税や重量税、自賠の費用も必要ないから、
考えようによっては 一生もので、"安い買い物" かも知れない。
クルマ同様、いい趣味となるのは 間違いない。 LP を見直すべし !


さて、次のビデオは 無声映画である "Metropolis" に、ピンク・フロイドの曲をシンクロ
させたものである。 話題の映画だけに 興味深いので、掲載する。
[ Extra ; Metropolis (Full Movie) synchronized Pink Floyd Music / 2:13:17]
(このビデオの出典に関しては、詳しい検証はしておりません。 あしからず。)



           "Metropolis" は、1927年、Fritz Lang 監督のもと、ドイツで公開された映画であるが、
           字幕だけが添えられたモノクロ無声映画で、SF映画黎明期の傑作といわれる。
           ドイツのヴァイマル共和政の時期に制作されたもので、資本主義と共産主義の対立を
           描いた作品とされる。 Lang は、自分が訪れたことのある 大都会ニューヨークに感嘆し、
           自身の映画のモチーフとして描いたものといわれる。
                                                                                                                                              
           26年10月に完成し 翌年公開されたオリジナル・ムービーは、3時間半を2部に分けた
           長編映画の大作だったが、その後 興行的に幾度となく編集、改訂され、
           様々なバージョンが存在するが、それらの作品は一本化され、2時間前後のフィルムと
           なっている。

           映画の中に女性のアンドロイドが登場するが、この映画から遡ること40年前の1886年、
           仏の Angust Villiers de lIsle-adam の書いた小説 "L'Eve Future"(未来のイヴ)の中で、
           発明王エジソンが 女性型Andreide(アンドロイド)を制作するという件りが書かれている。
           もちろんフィクションだが、これが当時(日本はまだ 明治19年)、アンドロイドという概念
           を初めて記載したものである。
           映画 "Metropolis" のアンドロイドは、ここからインスパイアされたと、私は想像している。
           エジソンは晩年、死後の世界の魂と通信する装置を 本気で研究していたらしい。
                                                                 
            さて、"Metropolis" はイギリスでも当時 劇場公開され、会場では"Metropolis Magazine" 
           と題するパンフレット販売、この時は 映画の完全版を公開していたのかも知れない。
                                                                 
            84年に日本でも公開されたジョルジオ・モロダー版は、主にアメリカで活躍している
           イタリア生まれの音楽プロデューサー・作曲家である Giorgio Moroder が、
           自ら蒐集したフィルムを再編集し、一部カラー化して 自身のプロデュースでロック系の
           サウンドトラックを付け加え、90分ほどにまとめ上げて 映画として公開したものである。
                                                                
           その内容には、Freddie MercuryBonnie Tyler らの曲が収録されている。
           当時 CBS SONY が、LP(# ・LP28AP2910) とCD(# ・CD35DP175)、
           カセット(# ・CA28KP1160)を発売した。
           Moroder は映画 "Flashdance""Top Gun""Neverending Story" 等に曲を振り付け、
           日本でもよく知られる存在である。
                                                                 
           ところで モロダーは、ランボルギーニにいた Claudio Zampolli が、自身のイニシャルを
           銘名して モデナで創設したスーパー・カー・ブランド、 "Ci ・Zeta" の共同出資者となり、
           Gandini のデザインで V16Twin を搭載し、88年のジュネーブ・ショーに登場させた。
           91年には市販を開始したが、 僅か15台が生産されただけで会社は倒産するに至り、
           前後してモロダーも "チ ・ゼータ " から手を引いている。
                                                                 
           [Source, Wikipedia]

さて、下記は 「Pink Floyd Recommendation Videos」 私のおススメ  !!  as follows

"Atom Heart Mother" / 23:44
                                                    
"P・U・L・S・E,  Live at Earls Court 1994" / 2:24:07
(これは 日本でも販売されていた輸入盤のDVD2枚組の内容とは 微妙に違う。
 さらに、この2つとは僅かに違う内容のDVD のコピーを観たことがある。
 実は、これが一番良かった。 日本盤のDVD が有ったのだろうか。 未確認だ。)

McLaren-Honda just arrived !

        [automotorundsport.de]
マクラーレン - パルクフェルメ -  2014

さて、これは ......... !?


McLaren は、昨日(金曜日)に、Honda Engine を搭載した "MP4-29H"
Silverstone で初の走行テストを行うことになっていた。
https://twitter.com/McLarenF1/status/532820572234080256

多分、この時間 (2:41AM / 14, Nov.)には テストは終了していることと思うが、
まだ そのニュースは無い。  でも、間もなく ニュースは上がってくるだろう。

公式のテスト・デーは、次週のアブダビ GP の翌日から開催されるが、
昨日のシルバーストーンを含めて、アブダビでは 誰がそのハンドルを握ることか ?

上記写真には "Jenson" の文字が確認されるが、果たして そういう事 なのか !?


そして、Honda V6 を積んだ Mclaren MP4-29H は、シルバーストーンで 初の走行を
開始した !!  https://twitter.com/HondaJP

来年の MP4-30 に継がる 暫定的なクルマである MP4-29H / 1×1 は、
そのベールを脱いで シルバーストーンのパドックから滑り出した。


1.skysports.com

20年に及ぶ Mercedes とのパートナーシップを終え、88年から91年にかけて
4年連続の コンストラクターズ・チャンピオンに輝いたコンビが復活する。

今回の走行は FIA Sporting Regulations の第22項により、プロモーション等の為に
走らせているもので、、TCC(Testing of Current Cars)、つまり 現車のテストとは
見なされない。 同じく 走行距離も100Kmに限られ、使用するタイアも、
これらデモンストレーション用のものに限られるが、十分な感触も得られるハズで、
アブダビ後のテストに関しての 判断材料になることだろう。
ノーザンプトンの風を受けて疾走する MP4-29H は、Oliver Turvey と
Stoffel Vandoorne の二人のテスト・ドライバーによって コースを駆け抜けた。

来季のドライバーのラインアップは、まだ憶測の域を出ないが、Alonso は ほぼ
確実視されているものの、彼のチームメイトが誰になるのかの公式な発表はまだない。
Kevin Magnussen が有力視されているが、アロンソは Jenson Button を所望している
とも言われる。

Honda のF1プロジェクトの総責任者である Yasuhisa Arai(新井康久)は、
来季 初年度から勝つ気でいる !  多分、イケるだろう。

Oliver Turvey, McLaren-Honda, Silverstone, 2014

2014年11月14日金曜日

Gales says, "Lotus is like a Sleeping Princess "

 [Autocar]
Interview: Lotus boss Jean-Marc Gales sets out his future plans

この春に着任した Lotus の現CEOJean-Marc Gales は、今週初め、
Autocar 誌のインタビューに答えて、"ロータスは、ゆくゆくは、年間10,000台に近い
ところまで生産を拡大できる "  と考えている旨 述べている。
( ..... ほんとか !?  夢のようだ !! )

そこまで言うからには、それなりの考え、根拠があるのだろうが、
その基軸となるのは、"会社の平準化、簡素化と クルマ自身の軽量化、
つまりは クルマが俊足、敏速であるということだ" と主張する。
(ま、これも ロータスにしてみれば、従来からの極く当たり前な考え方だが。)
どうやら 彼には、ロータスの輝く未来、有望な将来が見えているようである。

ここ5~6年(もしくは それ以上)、不採算に悩まされ続けてきた会社は、
Gales の (理詰めの"Revival Plan" によって、会社自体をも ライト・ウェイトにして、
且つ、デーラーの数を倍増させ、クルマのデザインとメカニカルな部分についても
ロータスのクルマを 人が喜ぶような エキサイティングな変身を遂げて、
実用性も兼ね備えて ...... 、という理想的なモデルにもっていくという事らしい。

以前の Dany Bahar がやったような、ハデなプレゼンを連発するようなやり方とは違い、
自身も 若い頃からロータスのエンスーだったという彼の発案は、
個性あふれる創業者である Colin Chapman のビジネス・スタイルを、そこそこ大きく
なった今の会社に置き換え、新たなスタイルの確固たる基盤の上に築き上げていく
ものだ、ということの様だ。

300人もの人員整理は、非常に残念なことではあるが、
これによって、会社自体を正しい方向に導ていくことが出来るのだ、という。

"私が着任した時点では、1,200人の従業員が 1,200台のクルマを作っていたが、
これでは 会社が生き残る術(すべ)はない。 でも 今後は、900人の人員で2,000台
を生産し、更に来年度は 年産3,000台にアップして、その後もこれを維持していく。
これはもう、今までとは 全く異なる図式である。" と。


そして 最終的には 年産10,000台体制に持っていく。
これは ポルシェのような特異なメーカーにも見られるように、ロータスに於いても
4ドア・セダン等について考慮し、"せっかく 親会社のプロトンの工場設備もある
のだから、それを利用して 東南アジア市場に向けて販売することも出来るし、
こういう需要は 馬鹿にならないものがある。" ともいう。

さらに、GalesVW のトップ・マネージメントに在籍していた時期にも、
VW Touareg の主要部分を利用して Cayenne を造った様に、少ない設備投資で
グレードの高い SUV を造ることができると言っている。
(ポルシェとは ちょっと、いや、だいぶ状況が違うんじゃないか !? )

しかし、現状では そのようなことは夢のまた夢かもしれないと思ってしまうが、
それでも Gales は、ロータスの躍動的な未来を力説する。
"6速オートマの Exige S 等は、きっとアジアのユーザーにも受け入れられ、
それを販売する為も含めて、来春までにデーラーの数を145店に、さらに次年度には
205店にする " のだという。
(多分、中国は それでOK だろうが、英国との長い歴史を肌で感じ、それを理解しつつ
 ロータスに乗ろうと考える人達は、実はアジアで 意外に多いかも知れない。
 私は 東南アジアの国々は行ったことがないので、現地の実際のニュアンスは
 想像できないが。  あッ ... 、マカオ・グランプリだけは 見に行ってます。)

来年3月のジュネーブ・ショーには、15%パワ-アップして、且つ 15%軽量化し、
全体的にも内容を見直した Evora を登場させるらしい。
このクルマは、性能的に ポルシェ・イーター とも言えるほどのもので、
ワインディングを積極的に攻めることが出来るのだという。

それは 少しばかりの軽量化と、それに見合った 程良いパワーアップだけで
実現可能の様だ。 この手法は 2016 Exige にも 応用され、かっての 2-Eleven
彷彿させるものになるらしい。

平準化、簡素化、軽量化は、Gales の頭の中では 何よりも光って見えるのだろうか。
"それらは 常に ロータス哲学の中心を成すものであり、その考え方は 何にもまして
 重要で、どのメーカーにとっても、特に車重の低減は大切な課題である。"
"しかし ロータスは これまでにも、常にその問題に取り組んできたし、
 会社は、その意味とノウハウを良く理解している。" と Gales は言う。

これらの軽量化に関して、彼は 大部屋を用意して、"Lightweight Lab " と称し、
Elise、Exige、Evora の各車をバラバラにして、再検討しているみたいだ。
そして、その全てをラベル化して、今では 社員の多くが これらの事に関心を持ち、
ウェイトとコストに関して 1000を越すアイデアを出し合っているのだ と言う。
今のところはまだ、各々のクルマが、どの程度の軽量化を達成できるか判らないが、
どれも、少なくとも 50Kg の低減はできそうだし、コスト・カットに関しても 10%減は
いけると考えている。


"私にとっても これらの挑戦はまだ始まったばかりだし、今後開発していく全ての
クルマについて、地道に取り組んでいく構えです。"
"ロータスは、眠れる森の美女 みたいなもんじゃぁ ないでしょうか。"
"私は、彼女が目を覚まそうとしている、と信じています ! "。

つまり、ロータスには、素晴らしい将来が待っている、と言うことか !?
どうかな ~ ........ !!   期待してみますか !?

[Source ; Autocar]
[Chris Harris on Cars / Exige s]   [about Lotus]



ところで 今月、2011年の発売以来、1000台目の Exige S がライン・オフした。
しかし、残念ながら この Exige は 顧客の手には渡らず、先月発表している
オートマチック・モデルの Exige S の開発用に 使用されたらしい。
(別のクルマで やればいいじゃん !? )

そして このクルマは 開発チームが引き続き使用し、さらなる改良に取り組むのだ
という。 まあ、ともかく、これからも いいクルマを創って下さいネ !!

2014年11月11日火曜日

Luca Cordero di Montezemolo

      
       [economiaweb.it]

                                                 
                                                
90年代初頭から、Enzo Ferrari の亡き後、長年にわたり
フェラーリの発展に貢献してきた Luca di Montezemolo (aged 67)だが、
今年の秋には、フェラーリの会長職を退任する事になっていた。
(退任させられた !? ...... これについては 諸説があるが。)
[the Latest Montezemolo]

先週のイタリアからのニュースによると、
Montezemolo は、近々に Alitalia 航空 の会長に就任することになる模様だ。
[huffingtonpost.it]  [gazzetta.it]
また併せて、UAE  Etihad Airways は、同社の James Hogan CEO
副会長として Alitalia に送り込む事を発表している。  Etihad はアリタリアに、
17億6千万Euro を拠出して 株式の49%を取得することになっている。
(なぜか これらについて、英語圏からのニュースが相対的に少ない !? )
[www.reuters.com]  [detroitnews.com]

ロイターによると、財政難に陥っている Alitalia に対する Etihad の救済プランが
ヨーロッパに於ける当局の承認が得られていないままの状態になっている様だ。
これは結局、Etihad が参入する Alitalia で、二人を新たに就任させる事に対し、
正式な決定が まだ為されていないのが 原因の様である。
これについては、今のところ 両社も明言を避けているという。

Etihad-Alitalia

つまり、例え Montezemolo が会長になろうが、ヨーロッパ以外のエアラインの
息のかかった Hogan を連れてくる事によって、欧州のキャリアに影響を与えない
ようにとの当局の思惑が、Etihad 参入を承認する事に影響しているものと見られる。

Alitalia は、Etihad との契約が終了次第、現 CEO・Gabriele Del Torchio
後任として、Silvano Cassano を新たな CEO に着任させる事を9月に決定している。

"Montezemolo 氏は 会長職を遂行しながら きっと成功し、強力な Brand Image
 創出して ビジネス界で広く認識されていくことでしょう。"
 (Andrea Giuricin / Transport Analyst at Bicocca University in Milan )

2014年11月10日月曜日

Brazilian Grand Prix Final

      BBC Sport
brazil

71周のレースが 間もなくスタートする。
予選14位だった Kvyat は、US GP で被ったエンジン交換によるペナルティーで、
今日は 17位スタート、同じく US で Sutil と絡んでペナルティーを受けた Perez は
最後尾の18位スタートになる。

さて、現地14:00 ちょうど、フォーメーション・ラップが始まった。
そして、14:03、レ-ス・スタート

Rosberg が完璧なスタートで、1コーナーへ。 次いで Hamilton、Massa、Bottas。
予選順位の通りに コーナーに飛び込んでいった。

Lap 2、Lap 3 と、Hamilton は先頭を行く Rosberg に1.2秒差でついて行く。
Lap 4 でもその差は変わらず。

Lap  5) Alonso 7位。
Lap  6) Massa がピット。 ソフトからミディアムに。 一旦、16位まで後退。
Lap  7) Bottas と Button もピット。
Lap  8) Rosberg ピット。 ミディアムに交換。 この間に Hamilton がトップに。
Lap  9) Massa が、ピットレーンの速度オーバーで 5秒ペナルティー。
     次の周で ピットか。 Hamilton もピット。 Rosberg より速いピット作業だったが
     Rosberg も負けじ踏ん張り、順位をキープ。 とりあえず、Hulkenberg がリード。

Lap 11)  1)Hulkenberg   2) Rosberg   3) Kvyat   4) Hamilton   5) Grosjean
       既に Rosverg は Hulkenberg に僅差。

Lap 14) Rosberg が 1コーナーで Hulkenberg を抜き、トップに復帰。

Lap 16) Hamilton も Hulkenberg をパス。 2位浮上。 Hulkenberg は次の周でピット。

Lap 19) Hamilton のチーム・ラジオ、" 誰かの破片を右フロントに受けたみたいだ "。

Lap 22) Hamilton は、1.8秒差まで Rosberg に迫った。

Lap 25) Hamilton はどんどん Rosberg に追いついていく。
      Rosberg も、右フロント・タイアを激しくロックさせ、タイア・スモークをあげている。
      彼は、次の周に ピットへ向かう様だ。

Lap 28) Hamilton は激しく攻め過ぎて、4コーナーで スピン・アウト !
      それでも Rosberg のあとに食らいついている。

Lap 31)   1) Rosberg   2) Hamilton   3) Raikkonen   4) Hulkenberg   5) Massa。

Lap 33) Hamilton は、激しくタイアをロックさせながらも Rosberg を追い上げ、
      5.7秒差まで 詰め寄った。

Lap 35) 3位 Raikkonen がピットに入ったが、ここで チーム・スタッフが
      フロント・タイアを装着し終わらないうちに、ジャッキを降ろしてしまった。
     ........ ン !?

Lap 37) Rosberg が チームに Hamilton とのギャップを問いただす。
      ここ何周かの情報が上手く伝わらなかったみたいだ。
      Hamilton は周を追うごとに Rosberg に迫っていく。 Rosberg としては心配だ。

Lap 39) Ricciardo がピット。 フロント・ブレーキが良くないか。 12位走行中だった。
      彼は このままリタイアしてしまった。 (サスペンションのトラブルだった様だ。)

Lap 41) Hamilton は トップを行く Rosberg に、3.1秒差まで迫ってきた。
      彼は 更に攻め続ける。  "It's attack、attack、attack !! "

Lap 44) Bottas がピットへ。 今回はちょっと調子が良くない。
      フロント・ウイングのセッティングがうまくいかない。
     
Hamilton は、Lap 46) で 2.3秒、Lap 47) で 1.9秒と、着実に Rosberg を追い上げている。

Lap 50) Rosberg はピットに入ったが、僅か2.7秒で ピット・アウト。 素晴らしい !
      さて、Hamiton は !?
Lap 51) Hamilton もピットへ。 しかも 2.5秒で Rosberg より速いタイムで作業を終えたが、
      それでも Rosberg を越すことは出来なかった。 あと 20周でチェッカーだが。

Hamilton のチーム・ラジオ。 "右後ろのタイア温度が高い。 気をつけて行け !! "

Lap 59) でも Hamilton は更に攻め続け、Rosberg との差は、0.576秒にまで縮まった !

Lap 62) Hamilton のタイアが 厳しい !!  Rosberg は 行く !

Lap 63) Grosjean がコース上で止まっている。 リタイアか。

Hamilton は、Rosberg を どんどん追い上げていく。 しかし、Lap 69) では
僅かに後退し、0.8秒差。

そして、最終ラップ。 hamilton は 1コーナーと 4コーナーで Rosberg に迫ろうとするが
かなわない。 Rosberg も最後の踏ん張りだ。  ......... ん、どっちも 辛いな~ !

そして、そして、15:33、 Rosberg Chequered Falg !!!

メルセデスは、今季 11回目の One-Two Finish を飾り、
88年に McLaren が成し遂げた記録を上回った。

   Rosberg のチーム・ラジオ。
   "よくやった、Nico !  大変なコンディションだったが、大したもんだ  !! "
   Hamiltonのレース・エンジニア。 " いいレースだった。"
   "もうチョット 助けてあげられれば良かったが ! "

  Hamilton と Rosberg のポイント差は 17ポイントに縮まってきた。

Massa は、地元グランプリで 3位を獲得。 上々の出来映えだ。
Button も あと一歩の所だった。  Great !!

Massa は控え室で Hamilton と Rosberg に、"今回は ずいぶん ミスをしてしまった。
でも、マクラーレンには勝ったけどネ ! (Button のことだ ! )"
 (Massa は、ピットレーン侵入の際のスピード違反で5秒ペナルティーと、
 別途、自分のピットではなく、ひとつ手前のマクラーレンのピットに一瞬、
 入ってしまったが、すぐに気づいて マクラーレン・ピットをスルー、
 すぐさま 本来の場所に収まった。 どちらも ピット・クルーが白のウェアを着ていた
 為、勘違いしてしまったらしい。 マクラーレンも、ウィリアムスのクルマが突如侵入
 してきて、ビックリしたことだろう。 まあ、この際 笑って済ますしかなかろう ! )
 https://www.youtube.com/watch?v=EjzUg2TXTRM 


1) Rosberg   2) Hamilton   3) Massa   4) Button   5) Vettel   6) Alonso
7)Raikkonen   8) Hulkenberg   9) Magnussen   10) Bottas
[Full Race Results]


[Source ; BBC Sport / F1 Web Report, at the Time]
詳細は、今晩(10日: 月曜日) 22:00 から BSフジで。

                Fantastic,  Felipe !!
Massa's technical team congratulate him after finishing 3rd at Brazilian Grand Prix