telegraph.co.uk
Birmingham のNEC(National Exhibition Centre) で開催された Classic Motor Show。
先週末(14~16日)、会場には多数の 歴代の名車や カスタマーのクルマが並んだが、
71年公開の映画 "Le Mans" で使われ、Steve McQueen が映画の中で実際に
ドライブした Porsch 917(chassis # 013/034)も展示され、多くのファンが見入っていた。
また、これらに因んだオークションも開催された。 [Auction Date ; 16'th Nov. ]
[Le Mans / Movie 1:48:38] [McQueen's 1956 Jaguar XKSS / Jay Leno's Garage]
Classic & Sports Car magazine の手によって、ベルギーの Stavelot に在る
Spa Racetrack Museum から、会場の "Big Screen " コーナーに搬入された ガルフ・カラー
の 917 は 大型のスクリーンを背景に、観衆の注目を集めた。
この 917 は普段、ベルギーのミュージアムにある様だが、73年以降、実質的な所有者は
英 Hertford 州 Kings Langley にある Classic Autos の持ち物らしく、
今回は同社が、気前よく 展示に応じてくれたらしい。
会場では、LAT Photographic と Classic & Sports Car 誌 がタイアップし、
来場者は、LAT がストックしている膨大な量のアーカイヴの中から、好みの写真やイラスト、
クルマの透視図 等を購入、注文することが出来たようだ。
[Source, telegraph.co.uk]
"Le Mans " は、大の車好き、レース好きだったマックィーンが並々ならぬ気合を入れ、
自身の Solar Productions を総動員して制作した。
70年の ル・マンでは、3台のカメラを積んだ ゼッケン28 の Porshe 908 が
実際にレースを続行しながら撮影し続け、24時間を完走している。
その他の走行シーンの撮影には、ルーフをカットした Ford GT40 が、カメラ・カーの役割
を果たした。
劇中の Ferrari 512S は、外見のみを似せて用意した別のクルマを使用して、
派手なクラッシュシーンを撮影し、また、マックィーンが 917 でクラッシュする部分は、
無人のクルマを リモート・コントロールして撮影を行っている。
マックィーンは、自身のレーサーとしての役作りを、ポルシェのジョー・シフェールから
指導を受けていた。 彼は タグ・ホイヤーのブランド・アドバイザーでもあったので、
彼の勧めで、例の角形クロノグラフを 撮影に用い、マックィーンの愛用モデルとして
周知されていく事になる。 [His Tag Heuer Monaco to Auction 2012]
映画の撮影中にも、実際にコースを走行して自信を持ったマックィーンは、
その後 マジに、ル・マンへの参戦を目論んだが、プロダクション側の強い反対で
実現はしていない。
ル・マンでの実際の映像と、別途 映画用に撮影した映像を巧みに組み合わせ、
臨場感あふれる表現を醸し出して、映画は日本で大ヒットし、日本からのル・マン参戦の
きっかけにもなったとされ、事実 73年には、初めて日本のチームが出場している。
当初起用した John Sturges 監督は、人間味の強いドラマに仕上げたいという彼の意向と、
レースを中心に描きたいマックィーンの考えが拮抗し、Sturges は途中で降板する事に
なってしまう。
結果、映画としては 一般へのアピール度が不足して、アメリカ興行は大負けに終わり、
マックィーンのプロダクションは 800万ドルの制作費が重荷となって、
やむなく会社は解散するハメになってしまったという経緯がある。
Porsche 917 は当時、Daytona 24H や Monza 1000Km 等に出場、Drek Bell、Pedro Rodriguez、
Joe Siffert、Jackie Oliver らがドライブして、幾多の勝利を飾っている。
thewilliambrownproject.com
71年公開の映画 "Le Mans" で使われ、Steve McQueen が映画の中で実際に
ドライブした Porsch 917(chassis # 013/034)も展示され、多くのファンが見入っていた。
また、これらに因んだオークションも開催された。 [Auction Date ; 16'th Nov. ]
[Le Mans / Movie 1:48:38] [McQueen's 1956 Jaguar XKSS / Jay Leno's Garage]
Classic & Sports Car magazine の手によって、ベルギーの Stavelot に在る
Spa Racetrack Museum から、会場の "Big Screen " コーナーに搬入された ガルフ・カラー
の 917 は 大型のスクリーンを背景に、観衆の注目を集めた。
この 917 は普段、ベルギーのミュージアムにある様だが、73年以降、実質的な所有者は
英 Hertford 州 Kings Langley にある Classic Autos の持ち物らしく、
今回は同社が、気前よく 展示に応じてくれたらしい。
Classic & Sports Car
来場者は、LAT がストックしている膨大な量のアーカイヴの中から、好みの写真やイラスト、
クルマの透視図 等を購入、注文することが出来たようだ。
[Source, telegraph.co.uk]
"Le Mans " は、大の車好き、レース好きだったマックィーンが並々ならぬ気合を入れ、
自身の Solar Productions を総動員して制作した。
70年の ル・マンでは、3台のカメラを積んだ ゼッケン28 の Porshe 908 が
実際にレースを続行しながら撮影し続け、24時間を完走している。
その他の走行シーンの撮影には、ルーフをカットした Ford GT40 が、カメラ・カーの役割
を果たした。
劇中の Ferrari 512S は、外見のみを似せて用意した別のクルマを使用して、
派手なクラッシュシーンを撮影し、また、マックィーンが 917 でクラッシュする部分は、
無人のクルマを リモート・コントロールして撮影を行っている。
マックィーンは、自身のレーサーとしての役作りを、ポルシェのジョー・シフェールから
指導を受けていた。 彼は タグ・ホイヤーのブランド・アドバイザーでもあったので、
彼の勧めで、例の角形クロノグラフを 撮影に用い、マックィーンの愛用モデルとして
周知されていく事になる。 [His Tag Heuer Monaco to Auction 2012]
rushlane.com
映画の撮影中にも、実際にコースを走行して自信を持ったマックィーンは、
その後 マジに、ル・マンへの参戦を目論んだが、プロダクション側の強い反対で
実現はしていない。
臨場感あふれる表現を醸し出して、映画は日本で大ヒットし、日本からのル・マン参戦の
きっかけにもなったとされ、事実 73年には、初めて日本のチームが出場している。
motorsportsmarketingresources.com
レースを中心に描きたいマックィーンの考えが拮抗し、Sturges は途中で降板する事に
なってしまう。
結果、映画としては 一般へのアピール度が不足して、アメリカ興行は大負けに終わり、
マックィーンのプロダクションは 800万ドルの制作費が重荷となって、
やむなく会社は解散するハメになってしまったという経緯がある。
[News Source / Wikipedia] & [mcqueenonline.com]
Porsche 917 は当時、Daytona 24H や Monza 1000Km 等に出場、Drek Bell、Pedro Rodriguez、
Joe Siffert、Jackie Oliver らがドライブして、幾多の勝利を飾っている。
thewilliambrownproject.com
さて、今回 現車を貸し出してくれた Classic Autos ってどんな店なんだろうと思って
Google で覗いてみたが、店の Web はなさそうだし、住所は 10 High St. Kings Langley
と確認出来たものの、今ひとつ 店舗の所在がよく判らない。
どう見ても 表て通りには見当たらない。
Google で覗いてみたが、店の Web はなさそうだし、住所は 10 High St. Kings Langley
と確認出来たものの、今ひとつ 店舗の所在がよく判らない。
どう見ても 表て通りには見当たらない。
おそらく、店の前を通って入る High Street が Vicarage Lane と交差する30m位左手前の、
眼鏡屋と床屋の間にある 3m足らずの路地を入ってすぐ、表通りから見ると床屋の裏手に
わずかに見え隠れするガレージの様な所が Classic Autos らしい。
リフトに上がっている オレンジ色の Miura とおぼしきクルマの後ろ姿が確認できる。
いゃ~、グーグルって便利なものなんですネ~。 大したもんです。
見たことも行ったこともない場所にある 隠れたショップの様子まで解ってしまう。
どんな内容の どんな店かは判らないまでも、取りあえず その場所までは たどり着くことが
出来そうじゃないか !
出来そうじゃないか !
要は、ロンドンを取り巻く環状線 ・M25 の ジャンクション20 から、M41 には入らずに、
Watford Rd.(A4251) を北上して 約1Km、A4251 が High St. と名前を変えてから
さらに400m ほど行った左側に、その眼鏡屋と床屋が見えてくるハズである。
ヒースローは ジャンクション15 のすぐ内側だから、クルマで30分も かからない所だろう。
ヒースローは ジャンクション15 のすぐ内側だから、クルマで30分も かからない所だろう。
それにしても Classic Autos って、一体、どんなショップなんだろうか !?
少なくとも 40年前には、マックィーンの乗った917 を手に入れる位の資力があった
だろうから、多分、所在の様子からみると、Kings Langley の小さな街の土地持ち、
地主かなんかだろう、と想像するが。 よし、今度 行ってみよう。
地主かなんかだろう、と想像するが。 よし、今度 行ってみよう。
ア ! この 917 は普段ベルギーか~。 でも ユーロスターで、ロンドンから3時間ちょっとだし、
Spa にも行ってみたい。 これで また、楽しみが ひとつ増えてしまった !
Spa にも行ってみたい。 これで また、楽しみが ひとつ増えてしまった !