2014年11月22日土曜日

Formula E / 2nd Race in Malaysia

           autosport.com
Sam Bird Formula E Malaysia

本日 マレーシアの Putrajaya で行われた Formula E の第2戦で、
Virgin RacingSam Bird が優勝した。

2位は Lucas di Grassi(Audi Sport ABT)、3位 Sebastien Buemi(e.damd-Renault)
Amlin AguriAntonio Felix da Costa は8位 だった。

クルマは 完全な EV のフォーミュラ なので、環境に優しいことをアピールする為か、
全レースが市街地で行われる。  [Formula E Calendar]
初戦は北京なので、例の PM2.5 への関心度としては 打ってつけのレースだったろう。
しかし、メルセデス F1を統括する Niki Lauda は、
"あれは モータースポーツではない。 最悪だ。" と酷評している。
motorsportstalk.nbcsports.com


Formula E は、全9戦の全てが市街地レースとして行われ、最終戦は 来年6月末に
London 市内で開催される。  残念ながら 東京は無い。

日本は、世界中の国が公道レースを開催する中で 唯一といっていい程、その経験が無い。
だから Formula E あたりから始めれば、なんとかなるのではないかと思うが、
まぁ、ムリだろうな !

一番の難点は、警察と消防の許認可が立ちはだかる事だと思うわれる。
日本の行政は、自分達の責任の所在を問われるのを嫌うだろうから、
安全が担保できないことを理由に 開催を拒むに違いない。
しかも なにかことがあれば、一般市民でさえ、行政や主催者に対して非難の声を
高々と上げることだろう。 主催、協賛する側だけでなく、観る側の "民度" の低さも
実は問題なのだ。

しかし、世界で行われている全てのレースは、安全を担保し、保証している例は皆無だ。
まして 例えオリンピック・ゲームでさえも 精査すれば、100%の安全は保証の限りでは
なかろう。 他のスポーツも同様に考えられるだろう。

スポーツも カー・レースも とどまるところ、"戦い " なのだ。 でも、争い(紛争)ではない !
フェアな戦いなのである。 其の辺が モーター・スポーツ といわれる由縁だろう。
何も、身体的に負担が強いという意味で スポーツと言っているのではない。

そして、人々は その戦いの中に 興奮を覚え、気分を高揚して希望へと絆げ、
そこに自身の活路を見い出すのである。
それこそが "争いではない戦い" の一番の存在価値、理由であろう。
行政や警察は、これら 民衆の高揚と、民意の存在自体を 担止すべきではない。
むしろ、その一助を担うべきだ。

尚、これらをクリアした上で 一歩前に進むことができれば、そこで初めて、
日本が、世界の一流になったと言えるのではなかろうか。  まだ、二流だ !!
いつまでも ママゴトみたいな政治を続けていてはダメだ。
もっと大人の政治をして頂きたい !  無駄な時間とカネは 使って欲しくない。
だって、目標は 誰も同じことじゃないのか !?  (少なくとも 表向きは)。

以上は 私なりのオピニオン、所信である。  愚痴ではない。
ここ20年以上、まだ少ない経験ではあるが、日本以外に自分の身を置いた上で、
自身が感じ得たことである。  ....... 、いかがなものか !?