2014年11月2日日曜日

United States Grand Prix / Qualifying

     BBC Sport
us gp

現地では 土曜日14:00(日本時間 日曜日 早朝4:00)。 つい今しがた終わった
United States GP の最終予選。  Q1 は Hamilton、Q2 はRosberg。
よって ポール・ポジションは Rosberg。

Rosberg は Lap / 1:36.067。  Hamilton に 0.376秒の差で 予選トップに躍り出た。

1) Rosberg   2) Hamilton   3) Bottas   4) Massa   5) Ricciardo   6) Alonso
7) Button   8) Magnussen   9) Raikkonen   10) Sutil

[Qualifying Results]

土曜日の予選の模様は、時差の関係から 本日 日曜日 / 17:00~1800。
決勝は 3日(月曜日) / 22:00 から 各々BSフジで。


さて、今回の US GP は、"諸般の事情" から、CaterhamMarussia が欠場し、
両者は既に破産申請を行い、各々 次の新オーナー探しに躍起になっているが、
特にケーターハムは 深刻な状況に直面している。
[www1.skysports.com/f1]  [telegraph.co.uk]

さらにここ一週間、 Force IndiaLotus でさえ、その二の舞になりかねない
状況を踏んでいるが、多分、彼らは 当面のその様な場面は回避するだろう。
しかし、これら下位のチームにとっても、今後も 決して安泰な状態ではない。
その大きな原因となっている チ-ムへの分配金の問題は深刻で、
トップクラスのチームと 下位のチームの格差が拡大している。
[www1.skysports.com/f1/news]   [bbc.com/sport]

そして この問題に加えて、火に油を注いでいるのが、今季から FIA が採用した
エンジン規格や煩雑なレース規則の変更により、下位チームがそれに対応する
為の諸策と資金は限界に達し、脱落者を生む結果となってしまっている。

これに対しては、F1界の総責任者とも言える立場の Bernie Ecclestone でさえ、
その事実は認めながらも、現時点では解決策を見いだせないでいるのだ。
[bbc.com/sport]
これらの問題に何らかの進展が見られない限りは、この状況はさらに悪化の
可能性を秘め、来季は最悪の場合、レースのグリッド上には14台のクルマしか
並ばないだろうという予測さえあるのだ。  [www.wheels24.co.za]

この週末の US GP でも、ケーターハムとマルシャが欠場したことにより、
出走できるクルマは グリッド上に18台しかなく、フリー走行、予選が始まる
直前の30日(木)に 急遽 対策が協議され、通常 Q1 では2台が敗退する
だけだったが、今回は Q1、Q2 とも、最も遅い4台が 次のセッションに進めず、
最後の Q3 では、通常通り トップ10のクルマが出走できるということにした。
[adamcooperf1.com]

年内は あと2戦を残すが、FIA と オーガナイザー、チームの各々が、
万全の対策をもって臨まない限りは、さらなる混乱を招く可能性は十分
に考えられる。  [telegraph.co.uk/motorsport]
観戦する側も、今までは 目前のレースの勝敗だけを見極めれば良かったが、
これらの内包する問題も、トラック上では目視出来るものではないにせよ、
絶対に無視できないものである事には相違ない。
ま、取りあえず 目前の課題は、決勝レースの結果であろう。

ところで、決勝のスタートは日本時間 明朝5:00からだが、
あいにく私はレースのスタート後30分ほどしたら、所要で外出しなければならない。
通常であれば、実況で レースの流れと チェッカー後の結果を、現地のスタート直後
から お伝えするところだが、結果を含めて帰社後の夕刻、遅めの時間にブログに
アップしますので、悪しからず ご了承のほど。
いずれにせよ、日本でのテレビ放映前には、結果をお伝えすることは出来ると思い
ますので、それを含めて、テレビ映像でレースをお楽しみ頂ければと存じます。

...... さて !?