www.formulapassion.it/f1-test-abu-dhabi-day-1
今日は、F1 Abu Dhabi レース後の公式テスト1日目が 早朝より始まっている。
マクラーレンの現場には、ホンダの新井康久の姿も見える。
McLaren-Honda は、MP4-29H / 1×1 の電気系に問題が有ることが懸念された為、
午前中は そのチェックに追われ、コースに出ることは無かった。
マクラーレンのレーシング・ディレクター・ Eric Boullier は、
"まずは電気系をトリプル・チェックすることだ。 最悪 ハーネスから出火したり、
ECU のダメージ等も考慮に入れなければならない。
午前中はとにかく、そのことに集中するだろう。" と。
"それら潜在的な問題の解決を試みるのが優先であり、慎重に対処しなければならない。
あわててコースに出ることはない。" とし、問題の電気系ユニットは、マクラーレン側が
制作したものであることを明かした。
"まず3周してみて、その後 だいたい10回位、トライアルを繰り返して 様子を見る。"
"今日の午前中は、3つほど試してみたい事があった。 走りながらのシステム・チェックだ。
シャシーでもタイアでもない。 システム・チェックだ。"
それらの信頼性とリカバリーの状況、あらゆる作動条件 等、とにかく出来ること全てだ。
今日は ラップタイムを積めていくことが主眼ではない。"
"最初の3周で調子が悪くても、様子を見ながら10回くらいの試行錯誤はやってみるさ ! "
"限界まではやらないけれど、少しづつエンジンの調子を上げながら プッシュしてみる。
とにかく、電気系のパッケージの作動状況とリカバリーの様子を見ながらネ。"
[Source ; Crash.net / f1]
要は、MP4-29H は まだ暫定的なクルマであって、全く新しい Honda・Engine を
従来のマクラーレンのシャシーに積み込んで見ただけの状況で、
クルマとして 全体が完璧に作動するものではない状態である。
尚 ホンダの新井は、今日のエンジンは まだ開発の途中にあるもので、
実際にレースに使うものではないとしている。
www.motorsport-magazin.com/formel1
また、マクラーレンの Boullier は、"今週のテストは、サ-キットの現場を中心とした
オペレーションを司どる ホンダの Sakura(さくら市 / 栃木県)、及び ホンダの前進基地である
英国 Milton Keynes、マクラーレンの本拠地 Woking をつなぐ中枢機能の全般をチェックする
ことだ。 F1は近年、非常に煩雑な手順を踏んだ上で 初めてまともに作動するものなのだ。"
特に今年から始まった ハイブリッド・V6ターボは、これまでになく難解な規則に縛られた
エンジン制御が必要で、メルセデス・エンジンを除いては、ルノーも フェラーリも 初盤から
大苦戦を強いられてきたものであって、今季のレースは ほぼ メルセデスの一人勝ちという
状況だった。
今日もホンダ勢は、午後のセッションでも調子は出ずじまいで わずかな周回しかできず、
ラップタイムの計測には至らなかったが、 新井は "今年初めの スペイン・ヘレスのテストでも、
メルセデス以外のチームは 今日の我々の状態と さして変わらなかった。
むしろ今日の状況は、ウチのエンジンとマクラーレンの制御システムのマッチングの問題が
判明しただけでも良かったと思う。 まだ 来年のヘレスまでには、開発のための時間が
残されている。" とし、明日のテストにも期待を繋げている。
来季からは、マクラーレンにホンダ・エンジンが投入されるにつけ、
かっての McLaren-Honda の栄光が再現されるのか、という衆目の期待は絶大である。
ホンダ・エンジンの信頼性については、60~70年代にかけて 名器といわれてきた
Ford Cosworth DFV の再来とも言われ、マクラーレンと共に 数々の伝説的な勝利を
モノにしている。
それだけに "勝って当たり前 ! " と、人々は信じて疑わないところがあり、
ホンダも 当然、それに応えるべく この2年近くをかけて 画策してきたハズである。
来季は まだ、マクラーレンとのコラボレーションに集中するが、遠からず、
他のチームにも供給していくことも ほのめかしている。
マクラーレンのテスト兼開発ドライバーである Stoffel Vandoorne は、
"Engine は まだフル・パワーではないが、その音は 実にファンタスティックだった。
エンジン音がいいってことは、パワーがあるって事だと皆んなが言っている。
だから 期待してるよ ! "
[The Sound of New Honda V6 at Silver Stone Test 14, Nov.]
さあ、我々も期待せずにはいられない !! 明日も一日、テスト・デーは続く。
メカニック達は、今晩 眠れぬ夜を過ごす事になるのだろうか !?
www.motorsport-total.com twitter.com/McLarenF1 twitter.com/GregF1i
mclaren.com/test-report Extra : [past Honda V12 Sound]
[New Honda F1 Engine and the Details]
今日は、F1 Abu Dhabi レース後の公式テスト1日目が 早朝より始まっている。
マクラーレンの現場には、ホンダの新井康久の姿も見える。
McLaren-Honda は、MP4-29H / 1×1 の電気系に問題が有ることが懸念された為、
午前中は そのチェックに追われ、コースに出ることは無かった。
マクラーレンのレーシング・ディレクター・ Eric Boullier は、
"まずは電気系をトリプル・チェックすることだ。 最悪 ハーネスから出火したり、
ECU のダメージ等も考慮に入れなければならない。
午前中はとにかく、そのことに集中するだろう。" と。
"それら潜在的な問題の解決を試みるのが優先であり、慎重に対処しなければならない。
あわててコースに出ることはない。" とし、問題の電気系ユニットは、マクラーレン側が
制作したものであることを明かした。
"まず3周してみて、その後 だいたい10回位、トライアルを繰り返して 様子を見る。"
"今日の午前中は、3つほど試してみたい事があった。 走りながらのシステム・チェックだ。
シャシーでもタイアでもない。 システム・チェックだ。"
それらの信頼性とリカバリーの状況、あらゆる作動条件 等、とにかく出来ること全てだ。
今日は ラップタイムを積めていくことが主眼ではない。"
"最初の3周で調子が悪くても、様子を見ながら10回くらいの試行錯誤はやってみるさ ! "
"限界まではやらないけれど、少しづつエンジンの調子を上げながら プッシュしてみる。
とにかく、電気系のパッケージの作動状況とリカバリーの様子を見ながらネ。"
[Source ; Crash.net / f1]
要は、MP4-29H は まだ暫定的なクルマであって、全く新しい Honda・Engine を
従来のマクラーレンのシャシーに積み込んで見ただけの状況で、
クルマとして 全体が完璧に作動するものではない状態である。
尚 ホンダの新井は、今日のエンジンは まだ開発の途中にあるもので、
実際にレースに使うものではないとしている。
www.motorsport-magazin.com/formel1
また、マクラーレンの Boullier は、"今週のテストは、サ-キットの現場を中心とした
オペレーションを司どる ホンダの Sakura(さくら市 / 栃木県)、及び ホンダの前進基地である
英国 Milton Keynes、マクラーレンの本拠地 Woking をつなぐ中枢機能の全般をチェックする
ことだ。 F1は近年、非常に煩雑な手順を踏んだ上で 初めてまともに作動するものなのだ。"
特に今年から始まった ハイブリッド・V6ターボは、これまでになく難解な規則に縛られた
エンジン制御が必要で、メルセデス・エンジンを除いては、ルノーも フェラーリも 初盤から
大苦戦を強いられてきたものであって、今季のレースは ほぼ メルセデスの一人勝ちという
状況だった。
今日もホンダ勢は、午後のセッションでも調子は出ずじまいで わずかな周回しかできず、
ラップタイムの計測には至らなかったが、 新井は "今年初めの スペイン・ヘレスのテストでも、
メルセデス以外のチームは 今日の我々の状態と さして変わらなかった。
むしろ今日の状況は、ウチのエンジンとマクラーレンの制御システムのマッチングの問題が
判明しただけでも良かったと思う。 まだ 来年のヘレスまでには、開発のための時間が
残されている。" とし、明日のテストにも期待を繋げている。
来季からは、マクラーレンにホンダ・エンジンが投入されるにつけ、
かっての McLaren-Honda の栄光が再現されるのか、という衆目の期待は絶大である。
ホンダ・エンジンの信頼性については、60~70年代にかけて 名器といわれてきた
Ford Cosworth DFV の再来とも言われ、マクラーレンと共に 数々の伝説的な勝利を
モノにしている。
それだけに "勝って当たり前 ! " と、人々は信じて疑わないところがあり、
ホンダも 当然、それに応えるべく この2年近くをかけて 画策してきたハズである。
来季は まだ、マクラーレンとのコラボレーションに集中するが、遠からず、
他のチームにも供給していくことも ほのめかしている。
マクラーレンのテスト兼開発ドライバーである Stoffel Vandoorne は、
"Engine は まだフル・パワーではないが、その音は 実にファンタスティックだった。
エンジン音がいいってことは、パワーがあるって事だと皆んなが言っている。
だから 期待してるよ ! "
[The Sound of New Honda V6 at Silver Stone Test 14, Nov.]
さあ、我々も期待せずにはいられない !! 明日も一日、テスト・デーは続く。
メカニック達は、今晩 眠れぬ夜を過ごす事になるのだろうか !?
www.motorsport-total.com twitter.com/McLarenF1 twitter.com/GregF1i
mclaren.com/test-report Extra : [past Honda V12 Sound]
[New Honda F1 Engine and the Details]