[Autocar]
この春に着任した Lotus の現CEO、Jean-Marc Gales は、今週初め、
Autocar 誌のインタビューに答えて、"ロータスは、ゆくゆくは、年間10,000台に近い
ところまで生産を拡大できる " と考えている旨 述べている。
( ..... ほんとか !? 夢のようだ !! )
そこまで言うからには、それなりの考え、根拠があるのだろうが、
その基軸となるのは、"会社の平準化、簡素化と クルマ自身の軽量化、
つまりは クルマが俊足、敏速であるということだ" と主張する。
(ま、これも ロータスにしてみれば、従来からの極く当たり前な考え方だが。)
どうやら 彼には、ロータスの輝く未来、有望な将来が見えているようである。
ここ5~6年(もしくは それ以上)、不採算に悩まされ続けてきた会社は、
Gales の (理詰めの) "Revival Plan" によって、会社自体をも ライト・ウェイトにして、
且つ、デーラーの数を倍増させ、クルマのデザインとメカニカルな部分についても
ロータスのクルマを 人が喜ぶような エキサイティングな変身を遂げて、
実用性も兼ね備えて ...... 、という理想的なモデルにもっていくという事らしい。
以前の Dany Bahar がやったような、ハデなプレゼンを連発するようなやり方とは違い、
自身も 若い頃からロータスのエンスーだったという彼の発案は、
個性あふれる創業者である Colin Chapman のビジネス・スタイルを、そこそこ大きく
なった今の会社に置き換え、新たなスタイルの確固たる基盤の上に築き上げていく
ものだ、ということの様だ。
300人もの人員整理は、非常に残念なことではあるが、
これによって、会社自体を正しい方向に導ていくことが出来るのだ、という。
"私が着任した時点では、1,200人の従業員が 1,200台のクルマを作っていたが、
これでは 会社が生き残る術(すべ)はない。 でも 今後は、900人の人員で2,000台
を生産し、更に来年度は 年産3,000台にアップして、その後もこれを維持していく。
これはもう、今までとは 全く異なる図式である。" と。
そして 最終的には 年産10,000台体制に持っていく。
これは ポルシェのような特異なメーカーにも見られるように、ロータスに於いても
4ドア・セダン等について考慮し、"せっかく 親会社のプロトンの工場設備もある
のだから、それを利用して 東南アジア市場に向けて販売することも出来るし、
こういう需要は 馬鹿にならないものがある。" ともいう。
さらに、Gales が VW のトップ・マネージメントに在籍していた時期にも、
VW Touareg の主要部分を利用して Cayenne を造った様に、少ない設備投資で
グレードの高い SUV を造ることができると言っている。
(ポルシェとは ちょっと、いや、だいぶ状況が違うんじゃないか !? )
しかし、現状では そのようなことは夢のまた夢かもしれないと思ってしまうが、
それでも Gales は、ロータスの躍動的な未来を力説する。
"6速オートマの Exige S 等は、きっとアジアのユーザーにも受け入れられ、
それを販売する為も含めて、来春までにデーラーの数を145店に、さらに次年度には
205店にする " のだという。
(多分、中国は それでOK だろうが、英国との長い歴史を肌で感じ、それを理解しつつ
ロータスに乗ろうと考える人達は、実はアジアで 意外に多いかも知れない。
私は 東南アジアの国々は行ったことがないので、現地の実際のニュアンスは
想像できないが。 あッ ... 、マカオ・グランプリだけは 見に行ってます。)
来年3月のジュネーブ・ショーには、15%パワ-アップして、且つ 15%軽量化し、
全体的にも内容を見直した Evora を登場させるらしい。
このクルマは、性能的に ポルシェ・イーター とも言えるほどのもので、
ワインディングを積極的に攻めることが出来るのだという。
それは 少しばかりの軽量化と、それに見合った 程良いパワーアップだけで
実現可能の様だ。 この手法は 2016 Exige にも 応用され、かっての 2-Eleven を
彷彿させるものになるらしい。
平準化、簡素化、軽量化は、Gales の頭の中では 何よりも光って見えるのだろうか。
"それらは 常に ロータス哲学の中心を成すものであり、その考え方は 何にもまして
重要で、どのメーカーにとっても、特に車重の低減は大切な課題である。"
"しかし ロータスは これまでにも、常にその問題に取り組んできたし、
会社は、その意味とノウハウを良く理解している。" と Gales は言う。
これらの軽量化に関して、彼は 大部屋を用意して、"Lightweight Lab " と称し、
Elise、Exige、Evora の各車をバラバラにして、再検討しているみたいだ。
そして、その全てをラベル化して、今では 社員の多くが これらの事に関心を持ち、
ウェイトとコストに関して 1000を越すアイデアを出し合っているのだ と言う。
今のところはまだ、各々のクルマが、どの程度の軽量化を達成できるか判らないが、
どれも、少なくとも 50Kg の低減はできそうだし、コスト・カットに関しても 10%減は
いけると考えている。
"私にとっても これらの挑戦はまだ始まったばかりだし、今後開発していく全ての
クルマについて、地道に取り組んでいく構えです。"
"ロータスは、眠れる森の美女 みたいなもんじゃぁ ないでしょうか。"
"私は、彼女が目を覚まそうとしている、と信じています ! "。
つまり、ロータスには、素晴らしい将来が待っている、と言うことか !?
どうかな ~ ........ !! 期待してみますか !?
[Source ; Autocar]
[Chris Harris on Cars / Exige s] [about Lotus]
この春に着任した Lotus の現CEO、Jean-Marc Gales は、今週初め、
Autocar 誌のインタビューに答えて、"ロータスは、ゆくゆくは、年間10,000台に近い
ところまで生産を拡大できる " と考えている旨 述べている。
( ..... ほんとか !? 夢のようだ !! )
そこまで言うからには、それなりの考え、根拠があるのだろうが、
その基軸となるのは、"会社の平準化、簡素化と クルマ自身の軽量化、
つまりは クルマが俊足、敏速であるということだ" と主張する。
(ま、これも ロータスにしてみれば、従来からの極く当たり前な考え方だが。)
どうやら 彼には、ロータスの輝く未来、有望な将来が見えているようである。
ここ5~6年(もしくは それ以上)、不採算に悩まされ続けてきた会社は、
Gales の (理詰めの) "Revival Plan" によって、会社自体をも ライト・ウェイトにして、
且つ、デーラーの数を倍増させ、クルマのデザインとメカニカルな部分についても
ロータスのクルマを 人が喜ぶような エキサイティングな変身を遂げて、
実用性も兼ね備えて ...... 、という理想的なモデルにもっていくという事らしい。
以前の Dany Bahar がやったような、ハデなプレゼンを連発するようなやり方とは違い、
自身も 若い頃からロータスのエンスーだったという彼の発案は、
個性あふれる創業者である Colin Chapman のビジネス・スタイルを、そこそこ大きく
なった今の会社に置き換え、新たなスタイルの確固たる基盤の上に築き上げていく
ものだ、ということの様だ。
300人もの人員整理は、非常に残念なことではあるが、
これによって、会社自体を正しい方向に導ていくことが出来るのだ、という。
"私が着任した時点では、1,200人の従業員が 1,200台のクルマを作っていたが、
これでは 会社が生き残る術(すべ)はない。 でも 今後は、900人の人員で2,000台
を生産し、更に来年度は 年産3,000台にアップして、その後もこれを維持していく。
これはもう、今までとは 全く異なる図式である。" と。
そして 最終的には 年産10,000台体制に持っていく。
これは ポルシェのような特異なメーカーにも見られるように、ロータスに於いても
4ドア・セダン等について考慮し、"せっかく 親会社のプロトンの工場設備もある
のだから、それを利用して 東南アジア市場に向けて販売することも出来るし、
こういう需要は 馬鹿にならないものがある。" ともいう。
さらに、Gales が VW のトップ・マネージメントに在籍していた時期にも、
VW Touareg の主要部分を利用して Cayenne を造った様に、少ない設備投資で
グレードの高い SUV を造ることができると言っている。
(ポルシェとは ちょっと、いや、だいぶ状況が違うんじゃないか !? )
しかし、現状では そのようなことは夢のまた夢かもしれないと思ってしまうが、
それでも Gales は、ロータスの躍動的な未来を力説する。
"6速オートマの Exige S 等は、きっとアジアのユーザーにも受け入れられ、
それを販売する為も含めて、来春までにデーラーの数を145店に、さらに次年度には
205店にする " のだという。
(多分、中国は それでOK だろうが、英国との長い歴史を肌で感じ、それを理解しつつ
ロータスに乗ろうと考える人達は、実はアジアで 意外に多いかも知れない。
私は 東南アジアの国々は行ったことがないので、現地の実際のニュアンスは
想像できないが。 あッ ... 、マカオ・グランプリだけは 見に行ってます。)
来年3月のジュネーブ・ショーには、15%パワ-アップして、且つ 15%軽量化し、
全体的にも内容を見直した Evora を登場させるらしい。
このクルマは、性能的に ポルシェ・イーター とも言えるほどのもので、
ワインディングを積極的に攻めることが出来るのだという。
それは 少しばかりの軽量化と、それに見合った 程良いパワーアップだけで
実現可能の様だ。 この手法は 2016 Exige にも 応用され、かっての 2-Eleven を
彷彿させるものになるらしい。
平準化、簡素化、軽量化は、Gales の頭の中では 何よりも光って見えるのだろうか。
"それらは 常に ロータス哲学の中心を成すものであり、その考え方は 何にもまして
重要で、どのメーカーにとっても、特に車重の低減は大切な課題である。"
"しかし ロータスは これまでにも、常にその問題に取り組んできたし、
会社は、その意味とノウハウを良く理解している。" と Gales は言う。
これらの軽量化に関して、彼は 大部屋を用意して、"Lightweight Lab " と称し、
Elise、Exige、Evora の各車をバラバラにして、再検討しているみたいだ。
そして、その全てをラベル化して、今では 社員の多くが これらの事に関心を持ち、
ウェイトとコストに関して 1000を越すアイデアを出し合っているのだ と言う。
今のところはまだ、各々のクルマが、どの程度の軽量化を達成できるか判らないが、
どれも、少なくとも 50Kg の低減はできそうだし、コスト・カットに関しても 10%減は
いけると考えている。
"私にとっても これらの挑戦はまだ始まったばかりだし、今後開発していく全ての
クルマについて、地道に取り組んでいく構えです。"
"ロータスは、眠れる森の美女 みたいなもんじゃぁ ないでしょうか。"
"私は、彼女が目を覚まそうとしている、と信じています ! "。
つまり、ロータスには、素晴らしい将来が待っている、と言うことか !?
どうかな ~ ........ !! 期待してみますか !?
[Source ; Autocar]
[Chris Harris on Cars / Exige s] [about Lotus]
ところで 今月、2011年の発売以来、1000台目の Exige S がライン・オフした。
しかし、残念ながら この Exige は 顧客の手には渡らず、先月発表している
オートマチック・モデルの Exige S の開発用に 使用されたらしい。
(別のクルマで やればいいじゃん !? )
そして このクルマは 開発チームが引き続き使用し、さらなる改良に取り組むのだ
という。 まあ、ともかく、これからも いいクルマを創って下さいネ !!