2014年10月19日日曜日

Alonso, where to ..... !?


Alonso が フェラーリを離脱することについては、既に周囲も認めているが、
問題は その受け入れ先である。

濃厚なのは McLaren / Honda だが、どうも マクラーレンとの交渉が
まだ煮詰まらないのかも知れない。
しかもアロンソ側は、ホンダとの直接交渉をしている可能性が高い。
その際の3年契約の金額は 1億5百万ユーロだという数字まで出てきている。
アロンソのマネージャーが交渉しているのは、ホンダの伊藤孝紳社長だという。

多分 アロンソが気にしているのは、来季のマクラーレン・ホンダの戦闘力だ。
これについては 誰もが推察の域を出ていない。 こればかりは確証がない。
しかも、マクラーレンは アロンソの年俸の引き下げを匂わせているらしいから、
本人も腹が決まらないのだ。 Alonso は かっての Senna を標榜している !?

よって、アロンソは ホンダの契約ドライバーというカタチで臨み、
万が一、マクラーレンのオペレーションが旨く機能せず、思った通りの走りが
確保できない場合は、ホンダとともに エンジンごと他のチームに引っ越す !?
ホンダは、エンジンとドライバーまで 丸抱えで マクラーレンに乗り込むつもりか。

Honda-F1

まあ、ホンダは エンジンまでは引き上げないだろうが、今回のマクラーレンとの
契約は独占契約ではないので、もし来季末にマクラーレンがコンストラクターズ
でトップにいなかったら、ホンダは他のチームに鞍替えすることも出来る。
ホンダも 遊びで F1 をやっているワケではない。  勝ちたい !!

Honda Engine は現段階で 開発が遅れているとの噂が無きにしも非ずだが、
そこは ホンダも初心者ではないので、その辺の詰めは抜かりなくやっていくに
違いない。 そして何よりもホンダは 勝ちに行くと言っているのだから、
その為には あらゆる手段をこなしていくだろう。
その一つとして、今回のアロンソとの直接交渉があるのだ。

さらに ホンダは、Ron Dennis が保有するマクラーレンの株式25%の取得にも
乗り出しているかも知れない。 デニスだって二つ返事をするハズがないが、
あとは 金額次第ではなかろうか。 彼はこの6月に67歳になっている。
デニスが べら棒な金額を言わない限りは、ホンダが株式取得に動く可能性は
高いだろう。 デニスが あと3年も現場に留まるだろうか ?

現在 マクラーレンの株式の50%は、Bahrain の投資家 Mumtalakat が保有、
残り25%は、TAG-GroupMansour Ojjeh が持つ。
Mumtalakat は、ホンダが株主に名を連ねる事に 吝(やぶさ)かではないらしい。
ついては、ホンダを後押しする可能性さえあるだろう。
バーレーンは、ロン・デニスが Martin Whitmarsh を現場から外した事に激怒した
と言う。 Martin は、今回の McLaren-Honda の立役者でもある。 [Video]

TAG Group Holdings S.A. は、Luxembourg をベースとする投資家集団で、
航空事業、不動産、モータースポーツ等に幅広い投資を行っており、
85年にはスイスの時計メーカー・Heuer を買収し、"TAG Heuer" を名乗る。
"TAG" は、Techniques d'Avant Garde の略称。)
航空分野では ボンバルディアの中東代理店であり、さらに面白いことに
TAG Aviation は、Honda Jet の 北ヨーロパ地域のデーラー でもあるのだ。

さあ、McLaren-Alonso-Honda のラインに TAG Group-Honda Jet までが
絡んできた。 TAG は まさかマクラーレン株を手放さないだろうが、
もしも ホンダが穏便にそこまで踏み込んだら、しかもロン・デニス株まで取得して
しまったら、将来的に McLaren Group は ホンダの傘下になることだって
有り得るのか !?
まあ、バーレーンは余裕だろうから そう簡単には割り込みはさせないだろうけど。
でも投資家だから、カネで動くこともあるか ?

ということは F1 だけでなく、マクラーレンのロード・カーにも ホンダ・エンジンが
載ってしまうかも !?   .......... ん、今夜は眠れないナ !!!

いずれにせよ、今回は 間違いなく アロンソが キー・マンだ !

" いゃ~、 F1 って 本当に面白いもんですね~" (どっかで聞いたフレーズだな。)
それについての参考ビデオ :  https://www.youtube.com/watch?v=ZdjcvVn5WYU