2016年1月3日日曜日

First HondaJet delivered, and fly to the World



HondaJet が、いよいよ世界の空を飛び始めた。
Honda Aircraft Company(HACI) は 昨年末の12月23日、HondaJet N420 の顧客向け1号機を
カスタマーに引き渡したと発表している。
https://www.hondajet.com/news/
autoblog.com/2015/12/28/first-hondajet-delivered-christmas-eve/

同社は 12月8日、FAA(Federal Aviation Administration・米国連邦航空局)から型式証明を取得、
翌9日 ノースカロライナ・Greensboro の Piedmont Triad International Airport の敷地の一角に
在る HACI の Headquarter(本社)に於いて、記念式典を開催している。  [Maps]
式典では、ノースカロライナ州知事らが出席する中、FAA 長官の Michael Huerta から直接、
HACI CEO の Michimasa Fujino(藤野道格)に型式証明書が手渡された。
world.honda.com/news/2015/c151210eng.html     [Video]

ホンダは型式証明の取得にあたって、全米70の空港や試験施設でフライトやテストを行い、
通算3000時間を超える試験飛行を行ってきた。
グリーンズボロの本社工場では、現在25機が最終組立の工程を行っており、
更に100機以上の受注残を抱える。     [Introduction of HondaJet]

ホンダの正式な社名である "本田技研工業株式会社" に、自動車の文字は無い。
二輪車の生産からスタートしたホンダは、創業者・本田宗一郎が夢に描いた航空機への想い、
世界への飛躍を意味した翼のイメージを会社のシンボルマークとし、今でも二輪車のバッジには
翼のマークを使用している。  宗一郎は、1962年に航空機の開発を宣言している。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/01/spirit-of-honda.html











1963年、軽トラックで初めて四輪車業界に参入した宗一郎は、"無謀にも" 秘かに F1への挑戦
を決意、翌年のドイツGP で初参戦を果たす。 65年の最終戦、メキシコでは 初優勝してしまう。
以後 "ホンダ エンジン" を旗頭に、エンジンを使用したあらゆる機器の開発と販売を手掛ける。
発電機や除雪機、小型の耕運機では国内シェアはトップ、芝刈り機のシェアは世界一である。
その他にも ソーラーパネルの量産も手掛け、甲子園球場のソーラーはホンダ製だ。

航空機に関しては 2005年、米 Wisconsin州・Oshkosh の航空ショーで機体を初公開、
翌2006年の NBAA(National Business Aviation Association)のビジネス航空機ショーの初日に
100機以上の受注を獲得してしまう。 小型ビジネスジェットとして画期的な構想が評価された。

そして昨年、ホンダは、F1への参戦を再開したが、ハイブリッド化したF1に苦戦している。
でも Honda と McLaren のジョイントは最強だろう。
HondaJet の成功と同様、F1でも再び頂点に到達することを私は願っている。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/12/mclaren-honda-mp4-31-next-season.html

私が中学生の頃に 宗一郎の著書 "得手に帆あげて" を読んで以来、彼に傾倒した。
それは今でも変わらない。 だから ホンダのニュースがあると、つい ブログに書いてしまう。
それはこれからも変わらないだろう。  ホンダには 他には無い何かがある。
それが何かは、今年の MacLaren-Honda を見ていれば 多分判ると思う。

期待していい !!