2016年1月17日日曜日

Radical RXC Spider

   Photo ;  British Green Yokohama  Click to enlarge ↓ )


Radical Sportscars の 今年の目玉は、この "RXC Spider" だろう。
今年は 更にバージョンアップし、2種類のエンジンを選ぶことが出来る。

"目玉(Flagship ?)" は なんといっても 600bhp、Ford EcoBoost V6 Ti-VCT、3.5-liter Twin Turbo の
このクルマである。 そして もう一つは、やや "おとなしい" 450bhp、 V8-2.9 liter を積んだモデルだ。
どちらも Quaife 7-Speed Transverse sequencial を用い、auto blipping で減速をしていく。
ステアリングはパワーアシストされる。 ステアリングとペダルボックスは アジャスタブル。

価格は、スタンダードのノーマル・ボディーで£114,950+VAT、フルカーボン・ボディーは
£25,000 高くなって £139,950 + VAT(展示車)。 現地価格で 3000万円を少し超える。
決して廉くはないが、それなりのポテンシャルを持つ。

Radical は年間を通してレースをサポートし、今年も3月15日の Snetterton が開幕戦となり、
"SR1 Cup" や "Radical Challenge Championship"、"Radical Europian Masters" が始まる。
自身のワークス・チームも ヨーロッパの "V de V Sports" をはじめ、耐久戦に参戦する。

特異な、且つ強力な体制で 今年も レースを中心とした活動が続く。
ただし "Radical" は、基本的に これでも "ロードカー" なのだ。
このスパイダーも 幾つかの変更を施せば、ロードカーとしての登録は出来るだろう、とは
昨日の KTM X-Bow 同様、会場のスタッフが話していた事である。

イギリス人の感覚に追随するのは大変だが、ひとたび その一線を越えれば、
素晴らしい世界が広がるのは間違いない。  ....... 素晴らしい、 全く素晴らしい !!  そして羨ましい。